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関越自動車道でバスが防音壁に激突、死者・負傷者多数 続々報

前回の続きです。様々な経過情報が流れており、改めて人
の命を預かる仕事の重大さと、従事する者の自覚が求めら
れると思いました。

ホテル滞在中に中国人ツアー手配か…河野容疑者(読売新聞)

(記事より一部引用)
群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡したツアーバス
事故で、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された千葉市中
央区新宿、運転手河野化山(かざん)容疑者(43)が、休息の
ため石川県内のホテルに滞在中、中国人向けツアーの手配
をしていたことが3日、バス運行会社の関係者らの話で分か
った。群馬県警は、河野容疑者がツアー手配のため十分な
休息を取らなかった可能性もあるとみて、詳しく調べる。
(引用ここまで)

事故の起こる前の状況が、少しずつ明らかになっております。

事故は群馬県の関越道で起こりましたが、前日の千葉県から
金沢市までのルートは、別の同僚が運転していたそうです。
この時は、金沢市まで関越道を使わず、上信越道を使ったとか。
また、不慣れなルートを一人で運転する事を不安に思った容疑
者が、同僚に運転を依頼していた事も分かっています。

記事によると、河野容疑者は4月27日の夜に千葉県浦安市の
東京ディズニーリゾートをバスで出発し、翌日には石川県内
のホテルに午前9時前にチェックインしていたそうです。本来は、
午後10時過ぎの出発までホテルでゆっくり出来たはずですが、
午後4時半にはチェックアウトをしていました。

また、ホテルの部屋では別の中国人向けのツアーを手配して
いたそうです。容疑者は自身でもバスを所有しており、今回の
バス運行以外でも、自分で仕事をすることがあったと言います。

県警の調べには「寝たり起きたりしていた」と供述しているものの、
ツアーの手配をしていた関係で睡眠が十分に取れなかったので
はないかと見られ、引き続き詳細を調べている模様。

しかし、今回の事故は運転手一人だけの問題で済まない様です。
仕事をさせていたツアーバス会社の陸援隊は、様々な法令違反
をしていた事が明らかになっています。また、法律が規定する
罰則や規程が、業者寄りに偏っている事も問題になっています。
以下に、まとめました。

1)容疑者が「自分はアルバイトの運転手だった」と供述。
 これは道路運送法に違反します。法律では、安全面の問題が
 あるとして、「日雇い」の運転手雇用を禁じています。震災以降
 バスの利用者が減った事などを背景に、正規の運転手を減ら
 して、日雇いなどの運転手を雇用するケースが増えているら
 しく、今回もこのケースに当てはまる可能性があります。
 陸援隊の社長は「日雇い」と言う認識は無かったと述べまし
 たが、同席した弁護士は日雇いである事を示唆しています。

2)名義の貸し借りが横行していた。
 バス会社の「陸援隊」から名義を借りて、中国人観光客向け
 ツアーを容疑者自身が手配し、自分が所有するバスを走らせ
 ていたことが判明。事故当日は、自分のバスが故障で修理中
 だった事から、陸援隊のバスを運転していた事も分かっていま
 す。道路運送法では「無許可営業」(白バス)行為を禁じており、
 これに抵触する疑いが濃厚です。

3)会社は運転手の管理を怠り、様々な法令違反をしていた。
 陸援隊によると、容疑者は乗務前の3日間は休日を取っており、
 金沢市への往路は運転手2人態勢だったとして、過労による事
 故ではない事を強調。マスコミに対して「運転手に過労はない。
 法律に従って必要な場合は2人にしていたが、今回は1人態勢
 でも法的な問題はなかった」と述べています。

 事実、道路運送法に基づく国土交通省の規定では、運転手1人
 が1日に運転できる距離を最大670キロと定めており、今回は
 運行区間が500キロほどであった事から、この点で法令上の問
 題は認められません。

 しかし、陸援隊は運行ルートなどを示す運行指示書を作成して
 おらず、運転手の裁量に任せるなど杜撰な管理をしていた模様。
 法令違反だけでも、数十項目に上ることが国土交通省の特別監
 査で判明しました。例えば、運転手の健康状況などを確認する
 乗務前後の点呼や飲酒検査を実施しておらず、会社として相当
 いい加減な管理をしていた事が露見しています。

4)道が不慣れであり、日本語も完璧ではなかった。
 居眠りで事故を起こした河野容疑者は、当初今回のツアーに関
 して道が分からないと不安を口にしていたそうです。そこで、
 帰省する同僚を同席させ往路に関しては全て運転を任せたとか。
 その中で道を覚える手はずだった様です。しかし、結果的には
 カーナビに頼ったり、途中で急ブレーキを踏むなど、安心して
 任せられる状態にまではならなかった模様。また、日本に帰化
 したとは言え、日本語は日常会話程度の能力しかなかったとか。

5)寝不足の原因がある。
 ホテルで十分な仮眠が取れたはずなのに、現実には居眠りで事
 故を起こしました。原因として、ホテル滞在中に別のバスツア
 ーを手配してたり、自分が所有する故障中のバスの修理を手配
 するなど、何らかの業務をしていた事が指摘されています。
 その為、十分な睡眠を取らないまま乗車したのが根本的な原因
 と見られています。道が不慣れな事も寝不足の要因だったかも
 しれません。

6)旅行企画会社には責任が及ばない。
 陸援隊を紹介したのは別のバス会社だった様ですが、仕事の発
 注主は旅行企画会社のハーヴェスト社でした。この会社の橋本
 卓也専務は記者会見で「(運行委託業者の選定について)監督
 官庁が運行許可を出していれば問題はない」と説明しています。

 会社では1人態勢での運行になることを把握しており、陸援隊に
 対しては「運行指示書」で2時間ごとの休憩を目安にする事を指
 示していたとか。また、具体的な運行計画自体はバス会社に任
 せていたとのこと。しかもこの運行指示書は、当初依頼された
 別のバス会社を経由して陸援隊が受け取る事になっていた模様。
 陸援隊は指示書を貰おうと連絡を取った様ですが、なぜか相手
 からの回答はなかったと会見で述べています。
 
 こうした事から、運行指示書を含めて具体的な運行については
 放置状態に近く、ほとんどが現場任せだった様です。ハーヴェ
 スト社は大阪府内にある会社ですが、大屋政士社長が次の様
 に事故原因を説明しています。

 (FNNニュースより一部引用)
 「このようなことになり、大変申し訳ございません」
 「ゴールデンウイークというのが、(運行する)台数が多くて、
  普段、夜行バスをあまり外注していない ところに行かせた
  のが要因だと思う」
 (引用ここまで)
 
 ところが、ツアーを企画した側には運行管理責任が無いのだそ
 うです。これには驚きました。確かに、その為にバス会社があ
 り管理運営者がいるのでしょうが、過去に法令違反を繰り返し
 ていた事とか、従業員数とか、会社の規模などを調べなかった
 のでしょうか。また、保険加入の有無や事故歴などを確認しな
 かったのでしょうか?

 ハーヴェスト社は、事故を受けて次の様なお詫びの文を掲載し
 ました。しかし、対策を明らかにする事はないのでしょうね。
 
 (引用)
 2012年4月29日関越道にて発生した事故について
 2012年4月29日、関越道にて発生しました事故につきまして、
 多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
 現在、現地に弊社社員を派遣致しまして、お客様へのご対応なら
 びに現況の情報収集に努めている次第でございます。

 事故の原因につきましては、当該乗務員の状態が回復し次第、
 警察の事情聴取となっておりますが、弊社も原因究明ならびに
 あらためて安全確保の徹底を図るよう尽力する所存でございます。

 重ねて深くお詫び申し上げます。

 株式会社ハーヴェストホールディングス
 代表取締役 大屋 政士
 (引用ここまで)

失われた命と信用は帰ってきません。にも関わらず、バス運行会
社も、旅行企画会社も、国土交通省も、みんな揃って運転手個人
のせいにしたがっている様に見えます。挙句に、チケット販売を
仲介していたところが、こんな事をやらかしております。

事故翌日にアンケートメール=楽天トラベル、乗客らに自動送信
-関越バス事故(時事通信)


(記事より一部引用)
関越自動車道の高速ツアーバス事故で、このバスのチケットを
インターネットで販売した楽天トラベル(東京)が事故翌日、乗客
らに乗車の感想を問うアンケートのメールを送っていたことが4日、
同社への取材で分かった。

楽天トラベルによると、メールは同社のウェブサイトでチケットを
購入した会員が対象で、バス出発日の翌々日に自動送信される
仕組み。

今回のバスは4月28日に金沢市を出発し、翌29日に事故を起
こしたが、チケットを購入した会員16人に30日、「ご乗車はいか
がでございましたか」などと書かれたメールが送信された。

同社の広報担当者は「不快な思いをさせ、申し訳ない」と陳謝。
メールを受信した会員におわびの文書を送るという。
(引用ここまで)

これは楽天の最大の欠点です。仲介業者に過ぎない楽天としては、
どうしても当事者意識が欠如する傾向にあり、通販利用者が詐欺
に遭った時も対応の遅れや不誠実な言動で批判が集まりました。

今回は、自動的に送信されるメールでの問題でしたが、楽天側が
事故の起こる可能性を全く想定していないからこその失態であり、
これが当事者であればもっと真剣に対策を練ったはず。文章に気
を付けるなり、必要があればその都度改善を行うのが一流企業と
言うもの。利用客は、「楽天」と言うブランドに信頼を置くからこそ
サービスを利用しているわけだし、無神経な対応に驚くのだと思い
ます。
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by ヤフコメログ - Yahoo!ニュースコメント on 2012/05/04 at 21:03:29

 関越自動車道の高速ツアーバス事故で、このバスのチケットをインターネットで販売した楽天トラベル(東京)が事故翌日、乗客らに乗車の感想を問うアンケートのメールを送っていたことが4日、同社への取材で...

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