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なんだか雲行きが怪しくなって来た世界初のiPS細胞臨床応用

iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用(読売新聞)

(記事より引用)
あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から
心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を米
ハーバード大学の日本人研究者らが6人の患者に実施したことが、
10日わかった。

iPS細胞を利用した世界初の臨床応用例で、最初の患者は退院し、
約8か月たった現在も元気だという。ノーベル生理学・医学賞の受
賞が決まった京都大の山中伸弥教授がマウスでiPS細胞を作製
してから6年、夢の治療として世界がしのぎを削る臨床応用への
動きが予想以上に早く進んでいる実態が浮き彫りになった。

iPS細胞を利用した心筋の細胞移植を行ったのは、ハーバード大の
森口尚史(ひさし)客員講師ら。森口講師は、肝臓がん治療や再生医
療の研究をしており、東京大学客員研究員も務める。現地時間10、
11日に米国で開かれる国際会議で発表するほか、科学誌ネイチャ
ー・プロトコルズ電子版で近く手法を論文発表する。
(引用ここまで)

と言う記事が先日読売新聞から出されたのですが、なぜかリンク切
れとなっています。今の所キャッシュだけは残っていますが、これも
いずれ消えてしまう事でしょう。→グーグルキャシュ

この件では、証拠のスナップショットもあります。堂々と取材を受け
ておりますね。

ips移植誤報か?

で、記事の雲行きが怪しくなったのはこちらの記事が出たせいです。

ハーバード大などがiPSの臨床応用を否定(報知新聞)

(記事より一部引用)
体を構成するさまざまな細胞になる人工多能性幹細胞(iPS細胞)
を使った初の臨床応用をしたとの森口尚史氏の説明に対し、米マサ
チューセッツ総合病院とハーバード大は11日「森口氏に関連した治
験が承認されたことはない。現在、両機関とも森口氏と関係はない」
との声明を発表、正規の手続きを経た臨床応用が行われたことを否
定した。森口氏はハーバード大客員講師を名乗り、総合病院で臨床
応用を実施したとしていた。

森口氏はロックフェラー大で開かれているトランスレーショナル幹細胞
学会で治療の内容をポスターで発表したが、学会は「内容に疑義があ
る」として、ポスターを撤去した。

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった山中伸弥京都大教授のiPS
細胞をめぐり混乱する異例の事態となった。
(引用ここまで)

「iPS細胞初の臨床応用」ハーバード大が全面否定(テレビ朝日)

(記事より引用)
世界で初めてiPS細胞の臨床応用に成功したと公表した日本人
研究者について、本人が在籍していると主張するアメリカのハー
バード大学が、この研究者との関係を否定する声明を発表しまし
た。

ハーバード大学の客員講師を名乗る森口尚史氏は今年2月以降、
大学の倫理委員会の承認を得たうえで、心不全患者6人に対し、
患者本人の肝臓から作ったiPS細胞を心臓に注入して治療に成功
したと公表しました。一方、ハーバード大学は11日、「いかなる臨
床研究も一切承認していない」という声明を発表しました。また、
森口氏の肩書きについても、1999年から2年間、提携している病
院の客員研究員だったとしながらも、「その後は大学や病院と関
係はない」としています。

これに対し、森口氏は「患者の存在が移植をした何よりの証拠だ。
ハーバード大学からは、自由にやってくれと言われている」と反論
しています。
(引用ここまで)

不思議ですね。両者の意見が食い違っていますが、大丈夫なんで
しょうか。今回の成果を一番早く報道したのは読売新聞だったそう
ですが、前述の様に大学側が完全否定している事から世紀の誤報
だった可能性が浮上しています。

それ以前に、森口氏が医師免許を持っていないと言う事実の方が
驚きです。東京医科歯科大で看護学を学んで卒業をしていますが、
看護師の資格しか持っていない模様。ハーバード大の在籍につい
ても、1999年11月末~2000年の初めにかけて一ヶ月ほど在籍し
ていた程度だそうで、その後の関わりは無かったとか。

にも関わらず、「患者の存在が移植をした何よりの証拠だ。ハー
バード大学からは、自由にやってくれと言われている」と述べて
いるわけですから、これはもうアレですな。

誰かが嘘を吐いている事は明らかなので、はてさてどうなるやら。

東京大学先端科学技術研究センター特任助教授と言う、それなり
の肩書きは持っていらっしゃる様です(なぜか現在はホームページ
の記載が消されていますが)。消化器・肝臓の病気に関するクリニ
カルプラクティスの分野ではトップクラスの研究をしているとか。
Clinical practice(クリニカルプラクティス)とは、機械語訳で臨床
診療と言う意味だそうです。

何にせよ、最先端の医療技術について研究している人には違いな
さそうですね。問題は、今回の成果を裏付ける客観的な証拠が乏し
いことです。元から山中教授には対抗心を持っていたとも伝えられ
ていますので、功を急いだ感じが否めません。

それにしても皆さん、隠す仕事が速過ぎるw もはや、WEB魚拓か
グーグルのキャッシュでしか分からない様になっていました。まる
で、そんな人も、そんな出来事も無かったかの様に整えられており
ます。

恐るべしネット社会。

(追記)
10/12の報道ステーションで、さっそくこの問題を追及していました。
マスコミが本人を直撃して、手厳しい追及をしていましたね。森口氏の
姿を見る限り、「やってしまった」と言う感じがこちらにも伝わって来て、
見ている方が苦しくなりました。やはり読売新聞の記者は、こうした事
を真摯に受け止めて、取材不足だった事を反省せねばならないと思い
ます。

とにかく、しどろもどろになっている姿が痛々しかった。時折、半目に
なりながら答えていましたが、パスポートの記録や手術の証拠などを示
す様に追求されても、しっかりとした返答が出来ないのです。心ここに
あらずと言う状態で受け答えをしていました。

最後には勘違いかもしれないと言う話をする始末でしたが、読売新聞の
記者はこの人に騙されてしまったのでしょうか。しかし、それならなぜ
裏づけを取らなかったのでしょう。今となっては、そちらの方が不思議
です。

山中教授は、森口氏の件についてずっと冷静に受け答えをしていました
ね。有り得ないと言う思いが根底にあったからでしょうが、同じ研究者
でもこんなに差が付くとは・・・。
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