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シンドラーエレベータ社のエレベーターでまた死亡事故 続々報

前回の続きです。やはりと言うか案の定と言うか、今回の事故を起こした
エレベーターは、過去にも死亡事故を起こした機種と同型機だった模様。

エレベーター事故:ブレーキ装置など06年事故と同型(毎日新聞)

(記事より一部引用)
金沢市の「アパホテル金沢駅前」で起きたエレベーター死亡事故で、エレ
ベーターのかごの巻き上げ機と、かごを止めておくブレーキ装置が、06年
に東京都内のマンションであった死亡事故のエレベーターと同型だったこ
とが2日、製造元の「シンドラーエレベータ」社(東京)への取材で分かった。
06年の事故はブレーキ系統の異常が原因だった。石川県警捜査本部は、
事故原因の解明につながる可能性があるとみて関心を寄せている。

国土交通省の事故調査報告書によると、06年の事故は今回の事故同様、
扉が開いたままかごが上昇して起きた。ブレーキのコイルがショートし、ブレ
ーキが半分かかった状態で運転が続き、パッドが摩耗。ブレーキの利きが
不十分だったことが原因とされる。
(引用ここまで)

記事によると、事故機の巻き上げ機の型番は「W250」、ブレーキは「B300」
でした。これは2006年の事故で問題になった機種と同型です。皮肉にもこの
事故機同士は近い時期に設置されたものでした。その関係で、コンピュータ
ーの制御ソフトも同じだった模様。(プログラム内容は現場によって異なる。)

今も全国で80台ほどが稼動しているそうです。シンドラー社では優先して
緊急点検を実施していると言いますが、二度目の事故で信用を大きく失墜
しました。

東京大学の名誉教授であり、消費者安全調査委員会の初代委員長も兼務
する畑村洋太郎氏は、過去の講演で次の様な持論を述べています。

「安全性を確保するには“制御安全”に頼ってはだめ。設計段階からの“本質
安全”こそ重要なのです」

つまり、オプションで安全装置を組み込むのではなく、当初から最悪の事態
を考慮した安全設計をするべきだと述べているわけですね。シンドラー社の
場合は、国産メーカーと違い安全性を軽視してコストを削減しているのでは
ないかと指摘されています。

読売新聞の記事によれば、今回の事故で亡くなった前多さんの息子さんは
「シンドラーは昨夜遅くにも来たが、(我々)遺族の前にアパホテルへ行って
いた。焼香はお断りした。接点も持ちたくない」「なぜ、母なのか。せめて普
通の病気であれば……。かわいそうだ」と声を詰まらせていたそうです。

事故の際、挟まれた前多さんは「痛い痛い」と苦痛の声を上げていたとか。
実際の通報も清掃員の責任者を通じてホテルから行われていた模様。消防
が到着したのは4分後、エレベーターを動かして救助が出来たのは40分後で
した。非常に苦しい思いをして亡くなった事が見て取れます。ご遺族の無念
さは察して余りあるものがあります。

石川県警の発表では、1日に実施した現場検証で巻き上げ機を確認したが、
明らかな損傷は見つかっていないとのこと。しかし、事故の状況が過去の
事故例と非常に似通っているので、制御系も含めた異常がなかったのか
徹底的に解明して貰いたいものです。

これで対策が後手後手に回るようであれば、シンドラー社の製品は流通を
禁止すべきではないか・・・その様に強い憤りを感じております。

(追記)
あるエレベーターでの事故を撮影した動画を見つけました。危うく親子が
犠牲になるところでしたが、間一髪で難を逃れている様子が撮影されてい
ます。→Leaving early can save your life

動画にはエレベーターの扉が勝手に開閉したり、扉が開いたままかごが上
昇をするなど、今回の事故と酷似した動きが収録されていました。何も知ら
ずに乗降していた親子は、降りる時に子供が接触寸前になるなどしており
非常に危険な状況だった事が分かります。

このエレベーターはその後も暴走を続け、最後には最上階の天井に激突し
てしまいます。もはや、動く凶器と化した化け物の様です。
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