トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

[耳寄りな情報]

[リンク]

[FC2カウンター]

[ブログランキング]


人気ブログランキングへ

[ブログ内の検索]

[最近のコメント]

[最近のトラックバック]

[カテゴリー]

[FC2]

大阪市立桜宮高校の生徒が自殺した件で、警察が捜査

大阪府警、部員らへ本格聴取 体罰顧問の立件の可否判断(産経新聞)

(記事より一部引用)
大阪市立桜宮高校の男子バスケットボール部主将だった2年の男子生徒
=当時(17)=が自殺した問題で、男性顧問による体罰について、暴行
容疑を視野に捜査している大阪府警捜査1課は10日から、同部の部員や
学校関係者への本格的な聴取を始める。
(引用ここまで)

大阪 “Bチーム”ほのめかされる(NHK)

(記事より一部引用)
大阪の市立高校で、バスケットボール部の顧問の教師から体罰を受けてい
た男子生徒が自殺した問題で、大阪市教育委員会は、自殺の前日、男子
生徒が母親に対し「顧問に『しんどい』と話したら、『何がしんどいのか。
Bチーム行きでもいいんやな』と言われた」などと話していたことを明らかに
しました。
(引用ここまで)

自殺した男子生徒は、バスケットボール部のキャプテンでした。自殺の前日
に練習試合があった時は、顧問より厳しい体罰を受けていた事が分かって
います。母親から話の内容を聞き取った大阪市教育委員会は、体罰の様子
を次の様に説明しました。

「(顧問に『しんどい』と話したら)何がしんどいのか。殴られることか。
Bチーム行きでもいいんやな』と言われ、固まって返事ができなくなった」

「顧問から『キャプテンを続けるのか』と聞かれ、『はい』と言ったら、
『あす楽しみにしているぞ』と言われた」

この他に、自殺する5日前には「顧問から10発くらい殴られた」事も母親
からの聞き取りで判明しています。「今日も30~40発殴られた」と訴え
ていた事も分かっており、体罰教師の異常な実態が明るみとなって来ま
した。

自殺の数日前には、顧問宛てに「ほかの人が同じようなこと(ミス)をして
いるのに自分だけがたたかれ、つらい」と言う主旨の手紙を渡そうとしていた
事も判明。特定の生徒だけを執拗に狙い撃ちしていた様子が伺えます。この
手紙を周囲の人に見せたところ「それを見せたら、また怒られる」と懸念され、
渡す事を断念していたそうです。

この体罰教師は平成6年に新任で採用されていましたが、驚く事に一度も
異動をしなかったそうです。延べ18年間も体育教師として勤務した為に、
独善化が酷く進んでいたと見られます。

産経新聞の記事によると、前校長(61)は「(顧問の)在任期間が長す
ぎるということで、本人にも『転勤があると思っておいてくれ』と伝えた
が、体育教師の資格を持ち、なおかつ、バスケットボールの指導にも優れ
た人材は見つからなかった」と話し、後任探しが難しかったことを理由に
あげているとか。

普通は長くても10年程度で異動をするのが通例ですが、実態は違っていま
した。この事が一人の教師を増長させてしまい、取り返しのつかない事態
を招いてしまったのでしょう。

この事件を受けて橋下市長は、「校長より、教員が強くなる。教員のやり
方に誰も声をあげれないような状況になり、主を作るような人事だ」と批判、
「(30~40発殴られたことについて)事実なら傷害、暴行で許されない」と
言及しています。また、生徒が自殺をしている事実を重く受け止め、前教育
委員の勝井映子氏に対する市長感謝状贈呈式も急遽取りやめになってい
ます。市長がメールで取りやめる様に指示をしたそうですが、指摘されるま
で教育委員会の方から異論が出なかった事が不思議でなりません。

最も批判されなければならないのは、公益通報が事実上無視されていた事
です。平成23年9月7日に、市の公益通報制度窓口に下記の様な通報があり
ました。

「バスケット部では体格の良い男性教師が子供たちに体罰を加えている」
「体罰を見ている子供たちまでもがおびえている」
「教員に逆らうと退部させられてしまうと、泣き寝入りしているようだ」

通報を受けた公正職務審査委員会は「具体性に欠ける」と消極的な判断を
してしまい、監察部による調査をせずに市教委に調査を依頼しています。
市教委では前校長に顧問へ事情聴取をする様に指示をしましたが、顧問は
「体罰はしていません。保護者会を開き、理解を得ながら(部活動を)やって
おり、問題はない」と返答するなどした為、不問に付されています。

自殺が明るみになってからは「先生がやってきたことは間違っていない」
と擁護する卒業生もいたそうです。チームを全国レベルの強豪に育て挙げ
た功績を称える声もあります。しかし、飴と鞭の使い方を誤れば悲しい結末
を迎える事は誰の目にも明らかであり、コーチをはじめ黙認していた関係者
の罪はひたすら大きいと言えるでしょう。

最も罪深いのは、機能を果たしていない教育委員会の存在です。もはや存在
の意義すら失われていると言っても過言ではありません。少なくとも表彰を
受ける様な委員は一人もいないと断言出来ます。

先月24日、大阪府北部の寺院で通夜が営まれた際、友人らが会場に入りきれ
ないほど集まったそうです。母親は参列していた問題の教師に「先生来てくだ
さい」と呼びかけたとか。祭壇の前に立たされた教師は母親に「(息子の)顔
を見てやってください。体罰の痕が分かるでしょう。これは指導ですか。体罰
ですか」と問われました。その問いかけに「体罰です。すいません」と謝った
と伝えられております。

残された遺書には「育ててくれてありがとう」という感謝の言葉と、自殺に
ついて詫びる言葉が綴られていました。本来なら人を育てるべき者が、人を
追い込む事の罪深さを、今一度関係者は噛み締めて頂きたいものです。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

[楽天市場の注目商品!]


[楽天ソーラー]

[楽天カードが便利!]

[楽天スーパーWiFi]