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電動ハンマを修理してみた

「DIYへの道」久々の更新です。

風呂場の改装工事(苦闘編)で書いたように、以前中古の電動ハンマを
買いました。 今回、ワケあって再び使うことになったのですが、ちょっと
使ったら叩かなくなりました。

昔の人なら電動ピックと言う言葉の方が馴染み深いかもしれませんが、
急にコイツが必要になりまして使って見た次第。最初の内は使えてい
ましたが、またダメになった様です。勢いがないなと無理して使って
いたら、モーター部分が異常過熱して来て臭いまでして来る始末。

電動ハンマは、先端に突起状の固い金属棒を突っ込んで使うハツリ
工具なんですが、新品で買えば2万円以上もします。節約のために
ネットオークションで落札したのがマキタの電動ハンマ(中古)で
した。機種的にはかなり古いものらしく、修理方法も何も情報があり
ません。それでも、前回は不具合箇所を特定して修理する事に成功し
ています。

今回もベアリング付近の異常が疑われたので、さっそく分解をして
調査する事に致しました。まず、一番に疑わしいのが前回修理した
個所。修理といっても、適当な部材などありませんから、ある物を
無理やり使って修理しました。前回の不具合は「叩くが弱い」と言
う状況でして、原因はモーター側のベアリングがガタついていた為
に生じていました。ではなぜガタついたのかと言うと、長年の使用
でベアリングを収納しているケース部分に磨耗が生じ、内部の充填
物が無くなっていたからです。

普通なら、機械本体のケースにベアリング自体がぴったり収まって
いなければなりません。不思議なことに、この電動ハンマは双方の
サイズがピッタリではないようで、何らかの充填物でベアリングを
固定していた様です。前回は、その充填物がすっかり無くなってお
り正体は分かりませんでしたが、おかげで4~5mm程度の隙間が
出来ておりました。この為、ベアリング本体が動いてしまう状況
だったのです。

このベアリングがしっかり固定されていないと、モーターの回転子
(内部で回転して一緒に軸を回す重要な部品=ローターとも言う)に
ブレが生じて軸までブレるし、その先の歯車と接触しなくなったり
回転子自体を傾けさせて固定子(銅線が巻きつけてあり磁界を発生
させる部品)と接触する問題を起こします。回転子と固定子が互い
に絶妙な隙間を維持する事で、初めてモーターとして機能する事が
出来ます。故に、僅かでも軸の傾きが生じるとダメなのです。

ベアリングについては、こちらのサイトに詳しく載っておりますので
気になる方はお勧めします。
やさしい実践 機械設計講座'の 軸受けについて

さて、前回は適当な充填物などありませんから、かなり悩みました。
ケースとベアリングの隙間に合致する都合の良い部品は、自作しない
とありません。しかし、何で自作をすれば良いのか皆目検討も付かな
い状況です。で、悩んで探してようやく見つけたのが、サプリメント
の容器(の蓋)であります。これの首の部分が丁度サイズ的に合いま
した。これでやっとベアリングを固定する事が出来たと言うのが前回
の修理方法であります。今回はそこを疑ったのですが、ちゃんと固定
されておりました。

ではと言う事で、次に疑ったのが駆動側のベアリングです。駆動側に
は電動ハンマの心臓部であるギヤやクランクなどがあります。ここの
ギヤとモーターの先端にある軸の歯が互いに噛み合う事で動作をする
仕組みです。ここにも、モーターの軸を支えるベアリングがあるはず
なのでチェックして見ようと思いました。

・・・

うーん。ネジがはずれませんw

なにせ中古品ですし、某電気屋の名前も書いてある事から、相当現場
で酷使された品物だと推察致します。あちこちガタが来て痛んでいて
も不思議はありません。ネジを外すのに一苦労しました。

苦闘すること30分。ようやくネジも外れ、油まみれの中で分解に成功。
さっそく見て見ると、ベアリングの周辺に隙間がありました。何やら
残骸のような物が付近にありましたが、かなり磨耗しており素材が何
なのかすら分かりませんでした。しかし、これが不具合の原因だと
分かった為、さっそく前回の様な部材を探すことにしました。

結果的に、前回の様なサプリメントの蓋を見つけて処置することに
なりました。問題は、今回のベアリングは若干大きいと言う事です。
前回も苦労して見つけたのに、今回も都合よく見つかるのか自信は
ありませんでしたが、一回り大きいフタを見つける事に成功w

フタの首部分を抜き取って、丸い輪のプラスチックをゲット。これ
をベアリングの外周に装着し、ケースと隙間を埋めると言う算段で
あります。果たしてうまく行くのか!?

・・・

うまく行きました。通電させるまでが怖かったですが、動いてくれ
ました。過熱も臭いもしないし、ちゃんと叩いてくれるようになり
ホッとしています。問題は充填物の耐久性ですね。たぶん、あまり
長期に渡っては使えない気がします。まあ、短期決戦ですので何と
か使える間に済ませないといけません。

さて、分解して思った事が二つあります。それは、回転子の表面に
複数のえぐれ(くぼみ)が見られた事です。おそらく、回転子と
固定子とが接触した結果、この様な傷が残ったのだと思われます。
異常に過熱したのは、接触した事でブレーキがかかり過負荷にな
ていたか、接触した事で内部短絡が起こっていたのかもしれません。

もう一つ気になるのは、充填物の意味と正体です。おそらく、工具
的にはかなりの振動を伴うので、ベアリングに過度な衝撃が来ない
ようにクッション材的な役割があったのかなと推測しています。

いずれにしても、工具の分解整備は根気が必要ですね。重いし汚れ
るし大変な作業でした。
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