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仮想通過「ビットコイン」の今後に暗雲が・・・

仮想通貨大手が取引停止、ビットコインの今後に暗雲(CNN)

(記事より一部引用)
大手仮想通貨ビットコイン取引所マウントゴックス(Mt.Gox)の運用
サイトが接続できない状態になり、投資家が多額の損失を出す危険にさらさ
れている。

同取引所の運用サイトは24日からアクセス不能になり、短文投稿サイトの
ツイッターへの過去の投稿もすべて削除された。最高経営責任者(CEO)
のマーク・カーペレス氏は普及促進団体「ビットコイン財団」の役員を23
日に辞任している。

投資家の間に不安が広がったためビットコインは約3%下落して490ドル
となり、昨年11月以来の安値を記録した。
(引用ここまで)

脆いものです。実態が不鮮明な通貨は、こうしたトラブルがもとですぐ信用
を失ってしまう。円天もそうでしたね。利払いやサービスが滞れば、沈み行
く泥舟からいかに早く脱出するかが肝心です。ただし、今回の様に原資その
ものをネット空間に握られてしまったら、個人で取り戻すのは非常に難しい
とも言えます。関連過去記事→ビットコインの実態

ちなみに、過去にはビットコインを現物で買う事が出来たそうです。
ビットコイン

このコインにはプライベートキーがホログラムで印刷されており、入力して
使う事が出来るようになっていました。ところがマネーロンダリングの温床
になるとの指摘がなされ、昨年の11月27日に米財務省がコインの製造業者に
業務停止命令を出しています。まあ、さすがにリアルな通貨として流通させ
てしまうと、国の立場がなくなるのでしょうね。

いずれにしても、ビットコインを取り巻く状況は決して安泰と言うわけでは
なさそうです。なにせ、今回は突然閉鎖をする事しか宣言していませんよね。
技術的な問題を理由に上げているそうですが、詳細はまったく不明なのです。
内紛なのか侵入者に資金を引き出されてしまったのか、とにかく情報が表に
出て来ない。

これが実態のある金融機関ならば国の監督や指導があって当然だし、勤務を
している人に直撃して質問する事だって出来るはず。預金保護と言うセーフ
ティネットも完備されていますよね。ところが、信用だけで成り立つビット
コインにはそれらが一切無い。便利だけど、保護する仕組みが無いも同然。

にも関わらず利便性の良さから投機筋の目に留まり、あっという間に勢力を
拡大してしまったから怖い。昨年の日本経済新聞の記事にも、興味深い記述
がありましたね。


仮想通貨ビットコイン 便利さ、記者も使って実感(日本経済新聞)


(記事より一部引用)
インターネット上のみに存在する仮想通貨「ビットコイン」。低い手数料で
ネット通販の決済や国際送金に使うことができるため、海外では利用者が増
えているが、日本ではまだ少ない。使い勝手はどうなのか、記者が実際に入
手して利用してみた。
(引用ここまで)

ビットコインを利用するメリットは、決済の速さと手数料の低さに尽きます。
この記者の取引によると、取引は1分以内に成立し手数料率も0.6%で済んだと
あります。2万6880円相当のビットコインを入手する際の手数料は、160円で
良かったとか。

記事によると、ビットコインを使えるリアル店舗もあるそうですね。東京の
六本木にあるレストラン「ピンク・カウ」では、昨年の7月下旬からビット
コインで飲食代を決済できるようにしたそうです。方法はとてもシンプルで、
QRコードをスマホで読み取るだけ。クレジットカード会社に支払う手数料が
一切発生せず、お店にもメリットがあるのでしょう。

このようにビットコインは投資に向かず、主に短期の決済手段として使うの
が良いそうです。例えば中国のメーカーに代金を支払う際は、ビットコイン
を使うと数百万円単位の決済がほぼ一瞬で済むとか。従来の送金や為替に要
する手数料がかからないので、双方にメリットがあります。国境をまたがる
様な取引では、大きな可能性を秘めていると言っても過言ではありません。

このビットコインの提唱者は、日本人だとされていますが正体は不明です。
独自の認証方式を採用し、運用は各取引所にまかせっきりと言う危なかしさ
もビットコインの特徴です。こうした不透明な運用の中で、今回の様な問題
が露見したわけですから、いかに脆い基盤であるか分かります。

運用の実態が不鮮明である事や、監督官庁が存在しない事を考えると、利用
は決済手段だけに留めておくべきでした。そうせずに投資先として選んだ人々
は、いま大変な目に遭っているわけです。やはり、ここでも自己責任が問わ
れております。

問題を起こしたマウントゴックスですが、流出した内部文書によるとサイバ
ー攻撃を受けていた事が指摘されています。元から「トランザクション展性」
と呼ばれるバグを内包しており、これを解決する技術的な取り組みに対して
あまり前向きではなかったのではないかと指摘する声もあるとか。

こうした事を受け、他の同業者達は下記のような共同声明を発表しています。

「マウントゴックスの利用者の信頼が裏切られたのは、1企業の許されざる
行為によるものであり、ビットコインとデジタル通貨業界の底堅さや価値を
反映したものではない」

あくまでもマウントゴックス自体の問題であって、ビットコインの仕組みに
問題があるのでは無いと言うのが彼らの主張です。また、ソフトウェアの脆弱
性に関しては2011年頃から指摘が出ていたと言う話もあるとか。技術的な分野
を担当していた関係者が、改善に前向きでない運営者側の体質を批判する一幕
もあったようです。

ただ、預かっている資産が攻撃の対象となっているのであれば大問題ですね。
そして、事の詳細を示さないまま閉鎖した事は大失態であります。悪くすれば
このまま責任を取らずに逃げる事だって出来ます。実際、マウントゴックスの
マーク・カーペレス最高経営責任者(CEO)は、「ビットコイン財団」の理事を
辞任していました。多数のフォロワーがいるのに、マウントゴックスではツイ
ッターですら閉鎖しています。

一番良くないのは、ビットコインの相場自体が不安定なことでしょうか。引き
出し停止の発表がされる前は、1ビットコインの値打ちが900ドル(約9万円)を
超えていたそうです。ところが、発表を受けて91ドル(約9,100円)にまで急落。
持っていたはずの資産が、一気に10分の1にまで目減りしたのだから恐ろしい
話です。

仮にマウントゴックスが取引を再開したらどうなるのでしょう。そのまま引き
出すのでは大きな損失でしょうから、他の取引所であるビットスタンプやBTC-e
などに転送をする人も多いかと思われます。他の交換所では、まだマシな価格
で交換することが出来るようです。ただ、それも早い者勝ちと言う感じがしま
すね。人が殺到すれば、また暴落になるのでしょうか。そうなった時に、また
別の問題が浮上しなければ良いのですが・・・。

開示されている情報も少なく、後ろ盾の全く無い取引には大きなリスクがある
と言えますね。

ところで普及団体であるビットコイン財団ですが、闇サイトの「シルクロード」
で違法薬物を売買している連中に、100万ドル(約1億円)相当のビットコインを
販売しようとした容疑で副代表が逮捕されていますね。こうした事も考えたら、
やはり流通する通貨はきちんと規制が加えられないとダメなんだと言う事が分
かります。
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