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認知症の人が裁判に出られるとは思えないけど・・・

認知症、欠席裁判で敗訴 北海道・札幌の男性、自宅競売に(北海道新聞)

(記事より一部引用)
認知症の高齢男性が民事訴訟を起こされ、訴えられたことを認識しないまま
「欠席裁判」で敗訴する判決が昨年暮れ、札幌地裁で言い渡された。訴えた
不動産会社の請求通り、男性の自宅を競売にかける判決が確定した。男性は
住む家を失う可能性がある。高齢化が進む中、認知症などで判断能力が不十
分な高齢者らは少なくないとみられ、専門家は、民事訴訟の当事者の判断能
力を確認したり、成年後見制度により自衛したりする必要性を指摘している。
(引用ここまで)

判決が出たのは昨年の12月25日の札幌地裁。被告人のいない状況で競売を命
じる判決が出されました。被告人は札幌市内に自宅を構える87歳の男性です。
訴えを起こした不動産会社は、男性の元妻から2割に相当する所有権を買い
取っており、共同の購入者として残りの8割を争っていた様です。すなわち、
売って金に換え分配しようと考えた模様。

ところが男性は、認知症を患っており金銭の管理が出来ない様な状況だった
とか。数年前に中古車を購入した後も、年金を全て引き出してしまうので
ローンの引き去りが出来ないと言ったトラブルを起こしていた様です。当然
金融機関側は担保を競売にかけるのですが、親族が事情を説明して撤回した
経緯があるとか。不動産会社はこの時に、元妻から一部の所有権を買い取っ
たのでしょうが、残りの所有権を売ろうとしない男性に業を煮やしたと言う
のが裁判までの流れ。

厄介なのは、同居する長男も精神障害2級で障害者手帳を持つ身。その長男
と2人で暮らしているそうです。その為、訴状が自宅に郵送されて受け取り
の確認書類にサインがあったとしても、内容を理解出来ていたのか怪しい
と言うのが親族側の言い分です。

裁判所は受け取りの書類に署名がある以上は、訴えが正式に受理出来ると
判断したのでしょう。その後も被告人は法廷に姿を現すこと無く、民事
訴訟法の規定によって敗訴し、控訴をしなかった為法的に敗訴が確定して
しまった模様。つまり、不動産会社の全面勝利と言う訳です。

親族から相談を受けた弁護士は、競売差し止めの仮処分を求める考えで
いるとか。「民事訴訟の訴状を送付する際、被告の判断能力はチェック
されておらず制度上の欠陥といえる」と話しているそうで、事務的な裁判
に一石を投じる形となりそうです。

思うに、かかりつけの医師ですら「財産を管理できない最低レベル」と
言う人に裁判なんかムリでしょう。取材に対して「そんなものは知らない」
と言っている被告人が、どこまで現実を直視出来ていたのか検証すべきで
す。ただ、裁判所も分かっていてやったのかもしれない。公になれば世論
に訴える事が出来ますからね。
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