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医療に関する問題が続きますね

偽りの薬:バルサルタン事件/中 学内の異議、封印 責任者の教授
「分かるだろ、僕の気持ち」(毎日新聞)


(記事より一部引用)
「白橋氏が臨床試験に関与しているのは問題だ」。京都府立医大の
教授室。降圧剤バルサルタン(商品名・ディオバン)の臨床試験に関
わった男性医師が、試験の責任者だった松原弘明教授(当時、昨年
2月に退職)に異議を唱えた。松原氏は突然、男性医師を抱き寄せる
と、耳元で諭すようにささやいた。「分かっているだろ、僕の気持ちは」

臨床試験には製薬会社ノバルティスファーマ元社員、白橋伸雄容疑者
(63)が参加していた。製薬会社の社員が試験に関われば、自社に
都合の良い結果を出そうとしかねない。こうした「利益相反」の危うさに
気付いた医師による上司への忠言だったが、松原氏が口止めをした
ことで問題は封印された。

大学病院の教授の権限は強大だ。同大関連病院の医師は「医師を
派遣する人事権を握る上司に、臨床試験に関わった医師らが逆らえる
はずがない」と明かす。「ノ社のストーリー通りにしろという松原氏の
雰囲気が、研究者の間に広がっていたのではないか」。事件の背景
をそう推測する医療関係者もいる。

「第三者的な立場で関わっていると信じていた」。松原氏は毎日新聞
の取材に釈明した。実際には試験のデータはバルサルタンに有利な
ように改ざんされ、白橋容疑者は逮捕された。
(引用ここまで)

「分かるだろ、僕の気持ち」って、この先生もドラマの見過ぎだわーw
しかも抱き寄せて(汗)だなんて、別の世界過ぎて気色悪い。それに
教授がこれではどうにもなりませんよね。「私が改ざんやねつ造をした
事実は絶対になく、指示をしたこともありません」と言う割には、依願
退職しているわけだから、論文の執筆にも大きな影響力を持っていた
事を自覚しているはず。

権力者が悪さをする時って、どこかに無理強いをさせるから後で綻び
が見え隠れするんですよね。また、製薬会社の社長に対して問題点
を指摘した別の大学の教授もいたそうですが、結果的に無視をしたと
言う報道を見る限り、みんな確信的にやっている様子。

そして、こちらは深刻な医療事故。

麻酔医「禁忌薬と知り使った」 医学部長らが独自調査 東京女子
医大鎮静剤投与死(MSN産経ニュース)


(記事より一部引用)
東京女子医大病院(東京都新宿区)で2月、男児(2)が手術後に鎮静
剤「プロポフォール」の過剰投与で死亡した事故で、同大の高桑雄一
医学部長らが5日、都内で会見し、病院の調査とは別に、独自調査を
行ったと発表。鎮静剤を投与した麻酔科医が「子供に使ってはいけない
禁忌薬と知っていて使った」などと説明していることを明らかにした。
(引用ここまで)

使ってはいけない物を何故使ったのか。その理由は、使いやすかった
から。効果が早く、薄れるのも早いというのがその理由らしい。麻酔を
担当する医師にとっては利便性が良かったのでしょう。しかし、使って
はならぬ物を自己都合で使った結果が患者の「死」です。因果関係も
ほぼハッキリしているからこそ、謝罪に至ったわけです。

他にも東京女子医科大学病院では、同じ薬を使用された12人の子ども
が死亡していたそうです。病院の幹部らは「心からお詫び申し上げたい
と思います」と、事故から4カ月が過ぎてようやく謝罪しています。

鎮静剤である「プロポフォール」は、人工呼吸中の小児患者へ使用して
はならないもので、原則として投与が禁じられている薬です。ところが、
麻酔医は男の子に対して4日に渡って投与を続けました。しかも許容量
が大人の2.7倍にも及んだと言います。他の薬を使う自信がなかったの
でしょうか。

亡くなった男の子の手術は、注射針を刺すだけの簡単なものだったとか。
7分ほどで終了した手術は集中治療室での経過観察を要しました。両親
は禁忌薬である「プロポフォール」が投与される事を知らされていなかった
そうです。手術を担当した医師も、麻酔に関しては麻酔医に任せて無頓
着だったんでしょう。

この問題が表面化したのは内部対立が原因だそうです。病院を運営する
学校法人と病院に、大学側が対立した事から発覚したそうです。大学の
医学部長らが先に告発を行い、遺族に謝罪を行わない学校法人の理事
長らを「命の重さを軽視している」と批判しました。

更に恐ろしいのは、過去5年間において15歳未満の63人にプロポフォール
が投与されていたことです。その中の12名が死亡していた事から、因果
関係の解明が強く望まれています。

異例なのは大学の学長らが会見を行って、理事長らの退陣を求めた事
でしょう。会見で「本当に申し訳ありませんでした。全員の退陣を要求しま
した。国会で緊急に調査をして、国民に対し適切な対応を示していただき
たい」と述べた東京女子医大の笠貫宏学長は、病院と学校法人に対して
反旗を翻した格好です。

これを権力抗争の内紛だと捉えるのか、医療人として良心から来る告発
なのかは分かりません。しかし、事実を浮かび上がらせた功績は大きい
と思います。と同時に、使ってはいけない物を両親に断りなく使ってしまう
専門医の感覚が理解出来ません。

麻酔の世界はまだ解明されていない事が多く、それだけに専門医の持つ
知見と経験が頼みの綱となります。執刀医が麻酔の事にあまり関心が及
ばないのは、そうした背景があるのかもしれません。そうは言っても、使っ
てはいけない「禁忌」と言う情報があるのだから、より慎重に扱うべきです。
これについては、医療関係者も驚きの声をあげているそうですね。

ディオバンの件も、麻酔事故の件も、結局は自分らの都合を優先したから
生じたものです。そして、それを明るみにしたのも同じ医療界の人間たち。
自浄作用が働いたと言うことでしょうか。
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