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少し昔の話を・・・

長文です。お暇な方だけお付き合いください。

2ちゃんねるのまとめ記事を徘徊していると、時折胸につんざくような
記事を目にする事がある。特に感銘を強く受けたのがこのまとめ記事。
俺が5歳の時、母は間男と家を出ていった。それから30年後、
 母と間男の娘(異父妹)が訪ねてきたのだが___。(かぞくちゃんねる)


きっと、体験した者にしか分からないのだろうが、親に見捨てられた
子供の苦しい胸の内がこちらにも伝わってくるようで、読むのが辛か
った。そして、ふと昔の話を思い出したので書いてみる。

昔の話だが、身近に「不倫」に勤しむ上司Aがいた。饒舌でまとめ役
としても有能なその人は、仕事の出来る頼れる上司だった。一方で、
愛妻家の別の上司Bは、仕事でも迫力でも上司Aに負けていた。

当時、新人だった自分からすると、Aの事を女性を二人も愛せるとは
大器な人物だと思っていた。いや、勘違いしていた。Aは難しい業務
を良く理解しており、部長からの信頼も厚かった。その上、若い子と
も話が合いユーモアもあったから、職場での人気も高かった。

自分はそう言う人の部下になったのかと、当初は身の引き締まる思
いがしていた。その一方で、難しい事務手続きや決済をAに任せた
ままのBさんを、少しだけ冷めた目で見ていた。そしてこのBさん、
仕事中にやたら電話をかける人で、いつも雑談をしている風だった。

Aがいる限り仕事は順調だ。私は淡々と書類の山を片付けるだけ。
Aから仕事を一任されていた事もあって、自分のペースで進める事
が出来たのも好都合だった。これからも、それで万事がうまくいくと
思っていた。少なくとも、BよりもAがいるからここは順調なんだと信
じていた。

ある日・・・違う部署でこんな噂を耳にする。

「あの人、今度はあの若い娘に手を出しているんじゃないの。」

どうやら上司Aは女癖が悪い風だった。それからほどなくして、頻繁
に遅刻をするようになった。噂になっている娘と二人で出勤してくる
こともあり、職場には不穏な空気が漂うようになってしまった。

しかし、仕事で絶大な力を有している彼に意見をするものはおらず、
遅刻も常習化して私が責められるようになっていった。私は仕事の
性質上、関係部署の取りまとめもしなければならない。通常の事務
処理に加え、窓口のフォローや外部とのやり取りが避けられないの
で、時間に追われるだけの日々が続いた。

それでも、仕事が前に進んでいる内は良かった。上司の印鑑は私
が預かっていたので、ほとんど私が一人で作成して承認すると言う
流れだったから、仕事自体は止まらないで済んだ。しかし、A不在の
弊害が次第に露見すると、私への風当たりが厳しくなっていった。

各現場の責任者は、難しい案件があるとAの判断を仰がないといけ
ない。当然、私には判断できないし権限もない。ところが、現場では
相手がいることなので呑気な事を言っておられず、A不在の恨み事
を私にぶつけてくるのだった。

しかも、上司Bは何のフォローもしてくれない。他に部長もいるのだが、
日中は会議やら外回りやらでほとんどいない。事実上、私が一人で
業務を担当している状況だった。

そう言う日々が1年近く続き、やがて限界点を超えてしまった私は、
上司Bに承認手続きを依頼した。本来はそれが正当な手順なのだ
が、その時の自分は「どうせ意味も分からないだろう」と半ば皮肉を
込めた気持ちでいた。また、少しはこっちの苦労も察してくれと言う
SOSを含めたつもりだった。

上司Aが毎日遅刻をするのは、女遊びや営業上の付き合いで常に
二日酔いだから。実際に営業成績は抜群で、数値が物を言うから
態度もデカかった。そして、声はいつも枯れていた。

この頃から、AにもBにも愛想を尽かしていた私は、「いつか仕事を
辞めてやる!」と考えるようになっていった。Aは相変わらず若い娘
を給湯室に連れ込んでよろしくやっている風だったし、別の愛人が
二人ほどいる事を聞いても驚かなくなっていた。

ある日・・・

上司Bが私を営業に連れ出してくれた。日々の業務に明け暮れて、
自分のノルマが達成できていない事を心配してくれたらしく、私の
ノルマを肩代わりしてくれたのだった。その代わり、契約のときは
顔を出して貰うと言うことで、夜も遅かったが同席させて貰った。

後で知ったのだが、日中は営業の話を進める為に色んなところへ
電話をしていたのだそうだ。それを私は「世間話が好きなおっさん」
と言う認識でいたわけで、そんな自分が恥ずかしくなった。

Bさんは「自分は難しい仕事があまり出来ないから、せめてノルマ
だけでもと思っているんだよ。」と語ってくれた。確かに営業成績は
群を抜いて優秀だった。しかし、私はこの人が無断で遅刻をする姿
を一度も見たことがない。Aとは違うタイプの上司だった。

思えば、Bさんは決して威張らず、虚勢を張らない人だった。Aは逆
に、人を見下げて自分を高く見せるところがあって、私は好きになれ
なかった。子供が中々授からない職場の人に、「俺が作り方を教え
てやろうか」と下衆な冗談を飛ばしたりしていたので、同性の敵を
作る傾向も見られた。

Bさんは休日を家族との団欒に費やしているそうだ。自分の事は別
にして、お世話になった契約先や家族との時間を大切にしていると
伺った。

私は退職する時、Aとはかなり険悪な状態になっていた。また、愛人
の情報を握っていたから、いつか暴露してやろうかとも思っていた。
Aには妻子がいるのだが、子供はアトピー持ちだった。以前、「俺に
似てアトピーが酷くてさ、可哀そうだよな。」と呟いているのを聞いた
が、その時はさすがに父親の顔をしていた。が、ほどなくしてコソコソ
と給湯室に出向いたり、二人きりで用事があると出かけるのはいつ
もの事だった。また、奥さんとは女癖が悪いせいで別居しているとも
聞いた。(さすがにそれは、別の人から聞いた話。みんな、よく知って
いるw)

結局、人を見た目だけで判断してはダメなんだと悟った。人を裏切ら
ない人は、普段から実直で芯のある生き方をしている。決して華やか
ではないけれど、揺るがない何かを持っている。

反面、癖の悪い人は他人を不幸にしてしまう事も分かった。表面上は
みんな大人の付き合いをしているが、心の中では見限っているものだ。
我が世の春を謳歌している人は、その先のどこかで躓くことを知らない
のかもしれない。周囲の人の本音を聞くと、驚くほどAに対する印象が
悪かった。仲良さそうに見えて、それが表面上だけの話だと分かった
時、自分の中に寒気が走った事を覚えている。

そう言えば、愛人3号を希望していた某婦人はミニスカートが目立って
いたな。異動して来てから、やたらAにアピールしていたけど、A本人
は相手の年齢がネックだったようだ。そんな事をAが愚痴っていたな。

・・・

私が在職していた時、Aの子供は2歳くらいだったと思う。今は思春期
に入っている頃だろう。既に別居が解消されていれば良いが、そうで
なかったら子供も可哀そうだ。

愛人になる人は、自分の若さをそこに投資している関係で縁の切れが
悪いそうだ。私が直接目にしたあの愛人1号は、強烈な個性の持ち主
だったから、今でも別れられず続いているのではないかと思う。

結局、一時の快楽に身を落とすと、時間の経過と共に奈落の底へ落ち
てしまう。本人は遊びだから逃げられると思っていても、相手が自分の
人生設計に組み込んでいたら大変だ。こうした大人の事情に、子供や
奥さんを巻き込むべきではない。

AとBの二人の上司を見ていて、心の有りようとは何かを考えるように
なった。表だって人望のある人が善人とは限らないし、目立たない人
は会社の役に立っていないのかと言うと、それもまた違う。

人は心にやましさがあると、どこかに闇が出来る。その闇は人を誘惑
することがあるから気をつけたい。いつか痛い目に遭うのは自分なの
だから・・・。

と考えて見るテスト。
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