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残薬の問題

先のブログでも書きましたが、身内が入院することになりました。
前回の入院時に痛感していたので、今回はお薬手帳と保険証を
すぐに準備して持って行きました。これはとても重要な事で病院
と患者の負担を軽減する上でも必要不可欠なものです。病院も
患者がどんな治療を受けていて、どのような薬を飲んでいるかは
重要な情報です。また、入院すると飲んでいる薬を全部持って
来るように指示されます。

ただ、この薬の情報は素人に分かりにくく、ましてや自分以外の
投薬状況はあまり把握できていないのが普通です。私も家族が
救急車で搬送された二年前は慌てました。搬送されている当人
は意識がないのでお薬手帳の説明など出来ません。残った家族
が対応しなければならないのです。それ以来私は、家族の薬の
チェックを定期的に行っています。

この際に思ったのは、飲み残しが凄く多い事です。漢方薬の薬
も相当数残っていて廃棄する始末。自分が飲むと言う手もあり
ますが、病気もしていないのに飲むのは問題です。

当人は辛いから病院に行くわけだし、先生も必要だから薬を処方
します。その事自体は決して間違った行為ではないのだけど、薬
が無駄になっていることが気になって仕方ありません。朝日新聞
での記事によれば、年に400億円を超える薬が有効に使われず
無駄になっているとか。

飲めずに「残薬」、山積み 高齢者宅、年475億円分か(朝日新聞)

(記事より一部引用)
大阪府忠岡町の女性(78)宅を訪れた薬剤師の井上龍介さん(39)
は、台所のフックにかかった10袋以上のレジ袋を見つけた。「ちょっと
見せて」。中は全部、薬だった。

胃薬や血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、睡眠薬――。10年ほど
前の日付の袋に入った軟膏もあり、冷蔵庫にインスリンの注射薬が
入れっぱなしだった。錠剤は1千錠を超え、価格に換算すると14万円
超にのぼった。

井上さんは昨夏、女性を担当するケアマネジャー上麻紀さん(37)の
相談を受けた。上さんによると、女性は糖尿病や狭心症などで3病院
に通い、15種類の薬を処方されていた。適切に服用しなかったので
糖尿病は改善せず、医師がさらに薬を増やし、残薬が増える悪循環
に陥っていた。

「高齢で認知能力が落ちている上、3人の主治医が処方する薬が多く、
自己管理が難しかったのだろう」。井上さんはみる。

残薬は使用期限前で、保存状態が良ければ使える。井上さんはそう
した薬を選び、曜日別の袋に薬を入れる「服薬カレンダー」に入れ、
台所の壁にかけた。約3カ月後、寝室から約25万円分の薬も見つ
かり、薬の種類を減らすため主治医の一人に相談し、ビタミン剤の
処方を止めてもらった。
(引用ここまで)

一時期、薬漬けの医療が問題視されていましたが、病院をハシゴ
するとどうしてもこうなります。薬が重複する事もありますし、お薬
手帳にしっかり記帳しない病院もありますね。(独自の説明書を
くれるが、大きすぎて手帳には貼れず別管理となってしまう。)

特に高齢者は頻繁な病院通いが辛いと言う事で、薬を多めに貰う
事もあるのではないでしょうか。ただ、定期的に経過観察をしてい
る病気であれば、1カ月分を処方して貰うのは理に適っていると思
います。

私が一番理解出来ないのは、薬の返納制度がないことですね。
余った薬で使用期限前の物は回収して返金出来るようにするのも
一つの方法ではないかと思います。

個人的には病院を絞って利用するのが良いと思うのですが、総合
病院がない地域では個人病院間の競争が「残薬」の問題を起こす
要因ではないかと感じます。患者は薬を出してくれる医者に期待を
するし、医者も薬を出す事で結果を出した気になっているのかもしれ
ません。

今はネットで薬の情報を調べる事が出来ます。人によっては風邪を
引いた時に、余った薬を利用しているケースがあると思われます。
自分用に処方された薬ならそれも考え方の一つでしょうが、医療に
関係する人たちは喜ばないでしょう。薬は処方された段階で正しく
飲むのがあるべき姿ですし、自己判断で薬を選ぶのは危険でもあり
ます。

薬の情報を横断的に扱える仕組みがあれば、残薬の問題も減ると
思うのですが現実は中々難しい様です。
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