セメントと砂糖の相性は最悪らしい
生活・知識・雑感 - 2015年06月22日 (月)
こちらのブログを見て驚きました。こう言う事もあるんですねえ。
→コンクリートが固まらない|人にやさしい家を造る専門家-君野 俊男-
すなわち、固まりかけているコンクリートに砂糖が混ざると硬化しなく
なるのだとか。で、その事を具体的に解説した記事によるとこの様な
理由だそうです。
(山田順治のコンクリート夜話(社団法人セメント協会)より一部引用)
このコンクリートが固まらないわけは、砂糖が非解離性のカルシウム
であるサッカライドを生成し、液中のアルミナの溶解度を高め、アルミ
ナシリカゲルをセメント粒子上に生成するためで、砂糖はわずか0.05%
でもセメントは硬化しないといわれている。
(引用ここまで)
コンクリートは、セメントと水が化学反応を起こし結晶化する事で効果を
発揮します。セメントには接着剤の役目があり、周囲の砂利や砂同士
を強固に接着し合う事で本来の強度が出て来るわけです。(セメントだけ
では構造的に脆い。)
水との反応によって硬化すると言う事は、しっかり硬化するまでの間は
コンクリートの水分をしっかりと管理する必要があるわけです。特に夏場
は水分が硬化速度以上に失われがちなので、そのまま放置しておくと
ヒビ割れの原因になります。逆に冬場のような寒い時は硬化速度が遅く
なるので作業が遅れます。特に硬化前に凍結などを起こすと強度が
大きく損なわれてしまうそうです。
この事は色々勉強して知っていたのですが、砂糖が混ざると固まらない
と言う話までは知りませんでした。ネットで調べて行くと、お菓子屋さん
の保管庫に打ちっぱなしの床を使うと、こぼれた砂糖のせいでコンクリ
ートの表面が痛み易いと言う話まであります。
意外なところに伏兵ありですね。
→コンクリートが固まらない|人にやさしい家を造る専門家-君野 俊男-
すなわち、固まりかけているコンクリートに砂糖が混ざると硬化しなく
なるのだとか。で、その事を具体的に解説した記事によるとこの様な
理由だそうです。
(山田順治のコンクリート夜話(社団法人セメント協会)より一部引用)
このコンクリートが固まらないわけは、砂糖が非解離性のカルシウム
であるサッカライドを生成し、液中のアルミナの溶解度を高め、アルミ
ナシリカゲルをセメント粒子上に生成するためで、砂糖はわずか0.05%
でもセメントは硬化しないといわれている。
(引用ここまで)
コンクリートは、セメントと水が化学反応を起こし結晶化する事で効果を
発揮します。セメントには接着剤の役目があり、周囲の砂利や砂同士
を強固に接着し合う事で本来の強度が出て来るわけです。(セメントだけ
では構造的に脆い。)
水との反応によって硬化すると言う事は、しっかり硬化するまでの間は
コンクリートの水分をしっかりと管理する必要があるわけです。特に夏場
は水分が硬化速度以上に失われがちなので、そのまま放置しておくと
ヒビ割れの原因になります。逆に冬場のような寒い時は硬化速度が遅く
なるので作業が遅れます。特に硬化前に凍結などを起こすと強度が
大きく損なわれてしまうそうです。
この事は色々勉強して知っていたのですが、砂糖が混ざると固まらない
と言う話までは知りませんでした。ネットで調べて行くと、お菓子屋さん
の保管庫に打ちっぱなしの床を使うと、こぼれた砂糖のせいでコンクリ
ートの表面が痛み易いと言う話まであります。
意外なところに伏兵ありですね。