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ヤフオクで「新品未開封」のマイクロソフト製品には気を付けろ!

この前、Windows7 Proの64ビット版をヤフオクで落札したのだが、これが
見事な違法品(複製品)だった。5千円程度と格安で「新品未開封」が手に
入ると喜び勇んで入札したのに、届いた製品には幾つも誤植があり、ホロ
グラムに至っては上から貼り付けただけのシールだった。(シールの場合
は、ほぼ間違いなく偽物らしい。)

新品で未開封、認証も確実である様なことが書かれており、日本人が代表
のストア出品である事も手伝って、すっかり信用してしまった。品物も入金
後すぐに送られてきたが、Pro版の64ビットを申し込んだはずなのに32ビット
が送られて来たぞ、おい!

今のヤフオクがどう言う取引システムを使っているのか今一つ把握出来て
いないのだが、この時は5人の落札者がいた。価格は5000円以下である。
その内の一人が「32ビット版が送られて来たから64ビット版に交換してくれ」
と出品者に問い合わせていることが判明した。なぜなら、問い合わせ内容
が私のところにもメールで通知されて来たからだ。最初「なんだこのメール
は、誤配信か?」と思った。しかし、今のヤフオクだと落札者が複数いた
場合はこうなるようだ。少なくとも、個人のプライバシーなど保証されない糞
な仕様だと言える。

まあ、いい。おかげで同じように悩んでいる人の事情を察することが出来た。
今回の出品者、ストア登録の割にはかなりいい加減な処だ。そしてこの落札
者は、お店と複数回のやり取りをする事になる。

まず最初は交換依頼である。購入者としては至極当然の言い分だ。お店が
間違って商品を送ったのだから、当然文句を言う権利がある。そしてお店も
「証拠になる写真」を要求していた。まあ、それも悪くない求めだろう。本当に
購入者なのか、間違っているのかを把握したいのだと思った。問題はその
後である。

お店は非を認め再送する事を約束した。落札者はそれに納得したが、手持
ちの誤送品の処分について再び問い合わせをしていた。きっとお店は返送
を求めるのだろうと私は思っていた。正規品のWindowsだ。欲しい人は他に
もいる。にも関わらず、お店の担当者はこう返答しやがった。

「自由に処分してください。」

驚いた。非常に驚愕した。このお店は、返送料の負担よりも商品の処分を
優先したのだ。言うなれば、このWindowsには送料以上の価値がないこと
を認めたようなものである。私は直感で怪しいと思った。普通は返してくれ
と言うだろう。これでは購入者が丸儲けになるではないか。

何かおかしい。

手元のWindowsが信用できるものなのか不安になった私は、商品を細かく
調べて見た。その結果、次のようなことが分かったのである。

1)メディア表面の印刷がおかしい。「または」が「まだは」になっている。
 「ソフトウェア」も「ソフトウェァ」だった。書類にはMade in Japanと記
 されているが、日本製造なら母国の文字を間違うはずがない。

2)プロダクトキーのホログラムが単なる印刷っぽい。いや、少しは加工して
 あるようだが、明らかに正規品と手触りが違う。

3)決定的なのはメディア表面の加工が雑だったこと。本来は偽造防止の
 ホログラムがメディアに組み込まれているのが普通だ。シールで上から
 貼ってあるのはほぼ間違いなく偽造品(海賊版)であると解説するサイト
 もあった。私の手元にあるWindowsは見事にシールだった。指ではがす
 事が出来る。また、メディアの外周には加工がなかった。正規品であれ
 ばここにもホログラムの加工がしてあるはずだ。

ヤフオクで偽のWindows7を掴まされたのだなと確信した。私は泣く泣く
導入を諦めていた。仕方ないのでVistaを使い続ける事も検討したが、
いずれサポート期限も切れる。このままではいけないのだ。かと言って、
偽のWindows7を使うのは嫌だ。ある日突然、マイクロソフトがライセンス
をはく奪するかもしれないからだ。もとより偽物にライセンスなどあるはず
もなく・・・しかし、インストールをして暫くは問題なく使えるのもまた事実。

悩んだ私は試行錯誤する。このまま知らなかった事にして使っておき、
Windows10が無償配布されたらそっちに乗り換えるのも手だと思った。
ただし、未来永劫に使えることを保証するものではない。所詮は海賊版。
いつマイクロソフトが手を打つか分からないのである。そんな怪しい物を
使い続けるほど、私の神経は図太くないのであった。

さて・・・

頭にきたのでネットで解決策を探していたら、マイクロソフトには偽物を
掴まされた人々を救済する特別なサービスがあることに気付いた。所定
の条件を満たすことが必要だが、偽物をマイクロソフトに郵送すると正規
の製品と取り換えてくれるらしい。

面倒臭かったが、出品者にクレームを入れてもまともには取り合ってくれ
ないと思ったので、さっそく送ってみることにした。

まずは、数々の購入の証明となる証拠と情報を収集、整理。使えそうな
ものを同封して送ることにした。その前に、マイクロソフトに偽物を掴まさ
れた事を申告し、受付番号を発行してもらう必要がある。手続きを済ま
せたら、後は現物を郵便局から国際スピード郵便(EMS)で送ればいい。

EMSを利用するには、EMSラベルとインボイスを用意しなければならない
が、ラベルは窓口に置いてあるので貰って来て予め書いておくことにした。
インボイスは、郵便局のホームページにひな形があるのでそれをダウン
ロードすれば良い。記入の仕方も載っている。インボイスは相手の地域に
もよって扱いが異なるらしいが、今回は香港宛だったので準備した。税関
への申告や検査で必要になる書類なので、これは重要である。

今回の手続きで悩んだのが、英文表記だ。自分の名前をローマ字表記で
打ち込むわけだが、マイクロソフトの偽造報告のサイトは少し分かりにくい。
また、EMSラベルやインボイスも日本語は通用しないので、英語か中国語
で書かないといけない。中国語は書けないので、つたない英語力を駆使
して書いてみた。分からない語句はインターネットで調べた。実に便利な
時代である。必要な書類が揃っていれば、郵便局での手続きはあっさりと
終わる。ちなみに、香港までの送料は約900円だった。

あれから1か月近くが経過したが、マイクロソフトからは何の音沙汰もない。
荷物は届いているので、あとは受理されるか否かだ。受理されなければ
それまでのこと。あまり激安で海賊版を購入すると、救済されないらしい。
5000円以下が激安なのかは分からないが、全てはマイクロソフトが判断
をする。

そうこうしている内に私は、Windows 10 Insider Previewから正規版に移行
した。気付けば、Windows10の正規ユーザーの一人になっていた。皮肉な
ものである。

ヤフオクでマイクロソフト製品を入手しようとお考えの方は、十分注意され
たし。新品未開封をうたう安い商品は、ほぼ偽造品である。
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