トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

[耳寄りな情報]

[リンク]

[FC2カウンター]

[ブログランキング]


人気ブログランキングへ

[ブログ内の検索]

[最近のコメント]

[最近のトラックバック]

[カテゴリー]

[FC2]

ワンセグ機能付き携帯電話まで受信料支払いの義務は無し

ワンセグ放送 NHK受信料、支払い義務ない(毎日新聞)

(記事より一部引用)
テレビを視聴できるワンセグ機能付き携帯電話しか持っていない場合に、NHKに受信料を支払う義務があるかが争われた訴訟で、さいたま地裁は26日、支払い義務はないとの判決を言い渡した。大野和明裁判長は「携帯電話の所持者は放送法上の『受信設備を設置した者』に該当しない」と判断した。ワンセグ携帯所持者の受信料支払い義務を否定した初の司法判断とみられる。
(引用ここまで)

そもそも、NHKだけ受信出来ないようにすればいいだけじゃない。なぜ、やらないの? と言うのが自然な感想です。

この裁判は、契約の自由の原則から見ても無理がありました。ワンセグ機能は一部の携帯電話にもともと「機能」として附属するものであって、一時期は多くの機種に採用された関係で消費者に選択の自由がなかったと思います。よって、ワンセグを使うかどうかは本人の意思に委ねるべきなのです。そもそも、利用していない者に対して金を払えと言うのは無理筋でしょう。

ところで、契約自由の原則を直接規定した法律はないのですが、民法90~91条において次のような定めがあります。

90条
「公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。」
91条
「法律行為の当事者が法令中の公の秩序に関しない規定と異なる意思を表示したときは、その意思に従う。」

実際、NHKと契約をしなくても公の秩序は乱れないでしょう。また、意に沿わない契約を強制されて支払いを求められる筋合いはないと思います。NHKが受信設備の設置を論拠にするのであれば、その機能を無効に出来る選択肢がなければおかしいのです。

本来だと、NHKの放送ライブラリは受信料を負担してきた国民共有の財産であるべきですが、実際は有料で配信されたり自由に利用出来る状況にはありません。こうした矛盾を置き去りにして、視聴していない人やその意思がない人に対してまで、一律に法の網を被せて契約を迫る行為は度が過ぎていると言えます。

契約と言う建前を取る以上、その中に拒否出来る選択肢がなければおかしいのです。時折、NHKの放送波をスクランブル処理して契約世帯だけ視聴できるようにすべきだとの主張が見られますが、本当にその通りです。NHKがそれをしないのは、全国に等しく公共放送を巡らせることを使命としているからでしょう。事実、災害や事件が起こった時に民放以上の手厚さを感じたのは私だけではないはず。緊急時に昼夜を問わず放送しているNHKは、非常時に強いと言う印象があります。ここ10年前後は大きな災害や事故が続いた関係で、公共放送の存在感が増してきました。また、Eテレのような障碍者や弱者、教育を主体とした番組構成を民間事業者で行うのは難しく、NHKはそうした分野の受け皿にもなっています。私自身、NHKがまったく不要だとは思いません。

しかし、それとこれは別の話ですね。私は民放よりNHKを見ている時間が長いのでちゃんと契約をしていますが、ほとんど見ない人やまったく見ない人から一律に料金を徴収するべきでは無いと考えます。加えて、公共放送らしからぬ金の使い方も目に余ります。東京・渋谷の放送センターの建て替え計画を見て疑問に感じる人は多いでしょう。2020年から16年間をかけて約1700億円を投じるそうです。もともと人件費がかなり高い組織ですから、金銭感覚がおかしいのではないかと思います。毎年100億円規模の投資をするわけで、あまりにも巨額過ぎませんか?

ネット配信に力を入れて行くNHKは、パソコンなどにも課金をしようと画策しているとか。受信設備に該当するとなれば、嬉々として契約を求めてくるようになるのかもしれません。しかし、金銭感覚が麻痺する予算完全消化型の現状では、高コスト体質の一掃は困難だと感じます。NHKは報道と教育に特化して、税金で運用されるべきではないかと思います。半民半官のような中途半端さが、NHKを肥大化させていると私は思うのです。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

[楽天市場の注目商品!]


[楽天ソーラー]

[楽天カードが便利!]

[楽天スーパーWiFi]