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少し昔の話を(お店編)

開催が危ぶまれていたブラジルのリオデジャネイロオリンピック。そして、続いて開催されたパラリンピックが例年にない盛況で終わった今年、障碍者に対するイメージも変わって来たなと感じるこの頃です。足のない人、知的障害のある人、目の見えない人・・・色んなハンデを背負った人々が自身の限界に挑む世界的な大会、それがパラリンピック。NHKでは特番が組まれ、民放でも以前よりは注目されていた今大会でしたが、個人的には少し不思議な感じが残りました。

色んな競技がある中で、どこに障碍があるのか分かり難い人たちがいて、健常者とどこが違うのだろうと思ったのです。もちろん、義足を付けている人は見た目で分かるのですが、健常者を上回る身体能力の高さに驚かされます。人知れず努力を積み重ね、苦労も多かった事でしょう。頭が下がる思いがします。障碍者と言えば以前のブログでも触れたと思いますが、近所に障碍者の施設がある関係で比較的身近な存在です。小学生の頃から施設見学がありましたし、地域での活動を通じて決して遠くはない人たちでした。

以前、仕事で配達をした時の事が思い出されます。車椅子の息子さんと暮らす父親から依頼されて、瓶ビールを1ケース配達した事がありました。その配達先で見た仲睦まじい様子が今でも忘れられません。まだ若い息子さんは父親を信頼仕切っており、父親は愛し気に息子を見ているのです。母親はいなかったようなので、父子だけで暮らしている様でした。部屋は暗く生活も質素で、決して裕福ではなさそうでしたが、親子で乾杯したかったのでしょう。そして、この家に配達したのはこの時限りでした。あれから何年も経ちましたが、今はどうなっているか知る由もありません。願わくば、幸せな日々である事を祈るばかりです。

ある宴会場へ配達に行った時の事も、よく覚えています。そこの女社長はかなりのやり手みたいでしたが、配達した焼酎瓶の蓋が緩いと文句を言って来ました。キャップはシッカリ閉じられているし、封印が緩いだけの状態でしたが厳しく指導されました。正直、一介の配達員に文句を言われても改善はしないと思うのですが、一応は上司にも伝えました。結果は放置であります。要するに異常でも何でもなく、メーカーに言ってもどうしようもないクレームだからと言うのが理由でした。ただ、固いものは確かに固かったので、やり手の女社長には見過ごせなかったのでしょう。

さて、配達には2WDの軽トラが使われました。これほど配達に便利な車はありません。しかし、私が乗っていた時の車はハンドルに遊びがあり過ぎて、そのままではまっすぐ走れないものでした。適度に左右へハンドルを動かし続けないとダメな車で、知らない人が見たら酔っ払い運転に見られていた事でしょう。その後、4WDの軽トラに更新されました。そして、この軽トラが凄くイイ!ぬかるんだ泥道でも平気だし、滑ってしょうがない上り坂でも進む進む。難を言うなら、4駆でカーブを曲がる時にタイヤがこすれるのが厳しかったですね。まあ、普段は2WDで運転していたので問題はありませんが。やはり、道具や工具は適材適所で選ぶべきです。

以前、画家の家に配達へ行った時は驚かされました。カップラーメンやトイレットペーパーを配達に行ったのですが、当時の店長からは不評でした。驚くことに玄関までゴミで埋まっていたのです。ほどなくして私が担当になったのですが、一回当たり1500円ぐらいの食料品や雑貨を配達をするのであまり楽しくはありません。配達料も貰っておりませんし、唯一の救いは時間指定がなかったことぐらい。普通の人なら買い物に来て済ませるレベルです。商品の好みもあるでしょうから、本当はその方が良いですよね。配達先の人はまだ若いし普通に健康です。運転が難しいお年寄りなら配達帰りのついでに何か用件はないかと寄りますが、見た目30代の人なら自転車でこれるよねと店内では不評でした。まあ、色々と事情があったのでしょう。それからして配達する事はなくなりました。絵が売れなかったんでしょうか。

お店には色んな人が来ました。耳の聞こえない人からは愚痴を聞かされました。皆が自分の悪口を言っているように聞こえると言うのです。発音が悪いので聞き取りが難しかったのですが、難聴の人には時々あるようですね。もちろん、実際に悪口を言う人もいるでしょう。耳が聞こえないからと言って、いい加減な事を口にしている人だっているかもしれない。あるいはノイズ調に聞こえる音声から類推して悪口を連想していたのかもしれません。ただ、根気よく話を聞いてあげると満足して帰って行きます。私には何もしてあげられないので、せめて話だけは聞くように努めました。

お店で仕入れをしていると、足元を見られているなあと思う事しきりです。業者は時々値引きサービスをしてくれましたが、大量にまとめ買いをしてもスーパーの売価には中々太刀打ちが出来ません。と言うか、うちが仕入れる値段とスーパーの売値が同じだったりします。そこで店長は、焼酎を1000本単位でまとめ買いをすると大きな値引きがあると知るや大量に発注。確かに売値は値下げ出来て一定の販促効果もありましたが、在庫がはけるのに何年もかかりました。

私が転職して何年かしないうち、そこは午前中の営業に変わりました。午後からは店長が一人で配達に専念していた様です。そして、開店日が曜日指定へと変わり、最後には閉店となったのでした。要するに地元の大型スーパーが安くて便利が良いので、各離れが止まらなかったのですね。例え酒類を扱えるお店であっても、価格面で対抗できない弱小店は生き残れない時代です。

実はその前に倉庫で火災がありました。焼酎などを大量に備蓄してあった古い木造の倉庫です。屋内配線は裸電線を碍子引きにしているほど古く、雨漏りもしていたと思います。時々、ネズミや蛇が出るようなところだったので火災の要因は幾つもあったのですが、この火災が決定打になったと見られます。倉庫は全焼でしたが、隣接する耐火構造の店は煤けた程度で済んだようです。ただ、保管してあった商品は全滅だったことでしょう。

これとは別の店ですが、私がかつて勤めていた駅前の店は交番になっています。昔の面影すらありません。火災を出した店も再開のめどが立たず、ひっそりしています。昔は常連の人が多く笑い話も聞こえたりしましたが、高齢で一人減り二人減りと少なくなって行きました。時代の移り変わりと共に姿を変えていく社会ですが、かつて過ごした場所が影を潜めてしまうのは寂しいですね。
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コメント
3982: by カズ on 2016/09/23 at 21:22:29

こんばんは
酒でもビールなどは右から左に利益度外視で販売
派手にやりすぎると税務署からクレーム・・・・
酒の大手問屋も淘汰されて・・・・・・
配送までは大変ですよね
大手スーパーから コンビニ 薬局 ホームセンターまで・・・・・
競争激しすぎです

3984: by 管理人です on 2016/09/24 at 13:59:19

今は若い人も酒好きが減ってきているし、
酒の持つ意味合いが変わってきています。
昔みたいに瓶で買う時代じゃないので、
多品種小容量みたいな状況でしょうね。
ペットボトル入りの焼酎を見た時はさすが
に吹きましたがw(雰囲気台無しw)

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