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必殺仕事人2016

必殺仕事人2016を見ているのだけど、すっかりジャニーズ臭くなってしまったなあと残念に思うこの頃。昔は渋い中村主水が良い味を出していて、それはもう昼行燈どころの騒ぎじゃなかったのにね。今では東山紀之が演じる渡辺小五郎へとバトンタッチして、雰囲気がまるで違う必殺仕事人さ。そりゃあ確かに藤田まことの亡き後を引き継いだ格好ではあるんだけど、昼行燈と始末屋のギャップが今一つ弱い気がする。むろん、東山のドスの効いた口調は嫌いじゃないし、やや爽やか目な普段の顔もアリと言えばアリ。ただ、昔のシリーズを見ていた手前、今の仕事人は板に付いていないのが嫌だ。

例えば松岡昌宏が道具を手入れするシーンもそうだった。少し長めの演技ではあるが、全体的に手慣れた感じが伝わってこないから困る。所作が下手と言う以前に、単発ドラマとして出演している関係で役が十分に身に付かないのだと思う。持ち役にするには週一回の放送が実現しないと無理だろうけど、今は時代劇を扱いにくいご時世だから厳しい。

その代わり、脇を固める遠藤憲一は良かったと思う。いかにも殺し屋と言う感じで、うまく瓦屋の陣八郎を演じ切っていた。レントゲン画像の演出も面白かったし、この辺のバカバカしさは旧シリーズとあまり変わらないので楽しめた。遠藤憲一は世紀末覇者のような顔をしているので、この役には最適だと言える。寺島進もどちらかと言えば、始末屋家業の方がお似合いだと思うのだが、今回は相手役として果てた。しかし、新人に殺されるのはどんな気分なんだろうね。この新人の仕事人は実に初々しくて、昔のシリーズにも似たような筋書きがあったことを思い出した。

総じて思うのは、裏家業である始末屋は非道なものであって救いのない世界だ。いつ反撃されても文句は言えない。そう言う悲痛な裏の顔を持っているからこそ、普段の平穏な暮らしとのギャップが際立ってくる。また、相手が人でなしであればあるほど、主人公たちに始末される瞬間が待ち遠しくてたまらない。鬱積した溜飲が一気に下がるから、歴代の必殺仕事人は面白かったと言える。

今回も相手は立派なクズだった。武士の情けと言わんばかりに切腹を望むのだが、小五郎は許さずに切り捨てている。別にそれはそれで良いと思うし、中村主水だってそうしたはず。全体的には憂さを晴らせるよう演出が取られているので、見ている方のストレスもある程度は解消されたと思う。定番のBGMもうまく使われているし、役者もそれなりの配置をしているから酷い出来ではない。

ただ、藤田まことの持つ渋さや哀愁、冷酷なまでの厳しさは中々体現出来ない。やはり、シリーズ化して持ち役のレベルにまで引き上げて行かないとかなり厳しい気がする。そうは言っても、時代劇がシーズンで枠を取るのは更に難しい。昔みたいに、幾つもの時代劇が並行して放送される時代ではないだけに、演じる方も機会が少なくて苦労しているのだろう。
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コメント
3992: by カズ on 2016/09/27 at 21:12:44

こんばんは
藤田まことの代表作ですからね
あとを継承すると言ってもあの独特の存在感は
引き継げないですよね
悪人のえげつなさ 仕事人のえげつなさ
何とも言えない世界観

3994: by 管理人です on 2016/09/28 at 20:22:56

結局は始末屋なんだけど、たまにその方法が
酷かったりしてアレなんですよね。撲殺したり
電気でしびれさせたり、頭蓋骨やあばら骨を
破壊するシーンを図で描写したりと、まあ
酷い仕事人も少なくなかった。

なのに中村主水だけは凄味がありましたね。
飄々と登場して相手を油断させ、普段通りに
接しながら至近距離でいきなり刺すと言う。
しかも、刺された方は驚きと悔しさで一杯に
なるけど、そのまま絶命してしまう。主水は
依頼人の恨みを晴らして去って行くのみと。

東山版はもう一つ凄味が足りないんですよね。
キザと言うか品の良さに頼ってしまうのが
ちょっとなあと。

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