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病院への突入事故 原因が凄く気になる

病院突入直前まで正常運転 タクシー、停車車両かわす(朝日新聞)

(記事より一部引用)
福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院で3日夕、タクシーが突っ込んで3人が死亡、7人が負傷した事故で、タクシーが現場直前の道路で停車車両をかわすなどし、正常に運転していたことが福岡県警への取材でわかった。県警は事故の直前に急加速した原因を調べている。
(引用ここまで)

この事故では三名の尊い命が失われ、そのうちの二人は仲の良い夫婦でした。そして、父親らの事故死を悟った女の子は半狂乱の様子で泣き叫んでいたと言います。その可哀想な女の子を、必死に抱き留めている看護師の姿もあったと報道されていました。

事故を起こしたタクシーの運転手は、特に持病もなく大きな事故を起こしたことがないベテランでした。勤務態度にも問題はなく、事故当時は飲酒運転などもしていなかったそうです。直前まで近くの公園にあるトイレで用を済ませた後、普通に走り出した矢先の暴走事故でした。警察の調べに対して、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」「ギアを変えてエンジンブレーキを使おうとしたが、減速しなかった」と述べています。年齢もまだ64歳と比較的若く、運転を引退すべき高齢者と呼ぶには疑問が残ります。こうした事から、警察も操作ミスだけではなく車の不具合についても捜査しているようです。

そこで気になるのは、この「車の不具合」について。今の車は様々な電子制御が幅を利かせるようになっており、アクセルですらドライブ・バイ・ワイヤーによる制御が多くなってきています。ドライブ・バイ・ワイヤーでは従来のスチール製ワイヤーみたいに物理的な動きをエンジン部分に直接伝達するのではなく、アクセルに設置されたセンサーが踏み込んだ量を認識します。そして電気信号に変換され、エンジンに指令を出すECU(エンジンコントロールユニット)に送られます。このECUがモーターなどを動作させてスロットルバルブを開閉する仕組みです。言い換えれば、何らかの理由で電気信号が狂うと暴走をする可能性があるわけです。

では、現実に暴走した場合はどうすれば良いのか。ブレーキオーバーライドシステム搭載車なら、ブレーキとアクセルを同時に踏み込むとアクセルを無効にしてブレーキを優先した動作をします。誤ってアクセルを踏み込んでしまい、慌てて両足で両方のペダルを踏んだ時に役立つ機能です。今回のような暴走事故ではどうだったのか分かりませんが、ベテランの運転手が直線道路でペダルの踏み間違いをするとは思えず、暴走をする直前まで停車車両を回避するなど普通に操作が出来ております。

今回の事故は、一連の高齢者ドライバーによる踏み間違いの暴走事故とは一線を画する必要がありそうです。また、プリウスによる暴走事故が相次いで起こっている現状を考えると、何らかの共通性を視野に入れて検証をすべきではないかと感じました。売れている車だけに、不具合が根本原因にあったとなれば大変な社会問題となります。悲惨な事故を早急に無くすべく、社会が一丸となって原因を見詰めなければならない時期が来ています。

(追記)
プリウスの取扱説明書がネット上にアップされておりました。
プリウス

どうやら緊急時の対処法について記載がされているようです。しかし、実際のトラブル時にこの処置が出来るとは思えず、高度な電子制御を組み込んだ車ほど咄嗟の対応が難しくなる事を露呈した格好です。これが昔のマニュアル車なら、クラッチを切った状態でアクセルを強く踏んでも、クラッチを繋ぐまで発進が出来ませんでした。また、ギヤが自動的には切り替わらないので、今のオートマ車みたいな暴走は出来なかったと思います。今のプリウスみたいに、高トルクが出せるモーター駆動だと速度が出易いのでしょう。

驚いたのは、プリウスのようなハイブリッド車は事故の時に感電のような二次被害を招く恐れがあることです。消防署の訓練ではこうした車から人間を救出する際に、やってはならない決まりごとを学ぶそうですね。道具で車体を切断する時に、どこを切断したら危険なのか把握しておく必要があるのだとか。車内を走る電線には高電圧の部分があるのと、搭載されている電池やエアバッグが原因で救出作業中に事故を起こす問題がある模様。ハイテクになるほど、目に見えない部分で危険が増して行くのですね。

(追記)
その後の調べで、ある可能性が浮上してきました。事故車を検証した結果、運転席の足元にあるフロアマットが二重に敷かれていたことが判明。アクセルの制御が出来なくなったのは、このフロアマットが邪魔をした可能性があるようです。二重に敷かれたマットのうち下の方はしっかり固定されていましたが、上の方はただ載せただけで動く状態だったようです。その為、位置のずれたマットがアクセルを押さえつけてしまったのではないかと見られます。これがもし事実なら、運転手の管理上の問題が問われそうです。

過去にも、物がブレーキペダルの間に挟まって操作不能になり起こった事故があります。また、ハイヒールやブーツを履いて運転していた女性が、うまくペダルを操作できずに引き起こした事故もありました。今回はフロアマットの不適当な使用が原因だったかもしれないので、ちょっとした事が重大な結果を招いたと言えるかもしれません。

(追記)
その後の報道で、更に真相が見えてきました。目撃者の証言によると、事故の直前までブレーキランプは光っていなかったことが判明。と言う事は、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と言う供述は信用出来なくなってきます。事故を起こした車両には、アクセルとブレーキを同時に踏んでいてもブレーキが優先される安全装置(ブレーキオーバーライドシステム)が組み込まれていたそうです。ブレーキが正しく踏まれていれば暴走をしなかった可能性があります。繰り返しになりますが、尊い命を突然の事故で失う事こそ理不尽な話はありません。どうか真相が究明され、遺族の方々の苦しみが少しでも報われる事を願うばかりです。
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コメント
4126: by カズ on 2016/12/05 at 20:10:29

こんばんは
確かに謎の多い事件ですよね
低燃費の車が多くて 停車するとエンジンまで
止まりで アクセル踏むとエンジン始動
それの連続で 気持ち悪い感じがします
加速も抜群ですし 車の不具合だと大変ですよね

4128: by 管理人です on 2016/12/06 at 13:21:43

本来はブレーキを踏むと止まらないといけない
はずですが、今回は暴走した上に停車もできない
と言う異常事態です。これでは人の命が幾らあっ
ても足りません。だからなのか、最近は自動ブレ
ーキシステムを搭載する車が急速に増えました。

でもこれって、アクセルを電子制御にした段階で
装備しておかなければならなかった安全装置だと
言えます。これだけ暴走事故が繰り返し起きて
いて、中でもプリウスによるものがかなり多い
以上は、何らかの関連性を疑う事は必要だと感じ
ました。

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