トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

[耳寄りな情報]

[リンク]

[FC2カウンター]

[ブログランキング]


人気ブログランキングへ

[ブログ内の検索]

[最近のコメント]

[最近のトラックバック]

[カテゴリー]

[FC2]

この矛盾した世の中

この世の中は、法と秩序のもとで成り立っています。法治国家であるからこそ、生命と財産を失わずに済んでいるのです。故に、時には法に泣いて法に笑う事もあることでしょう。ただ、刑事事件の場合はどう捉えれば良いのでしょうか。

覚醒剤使用の男性に無罪、令状届くまでに取り押さえは違法 尿の証拠能力認めず大阪地裁(産経新聞)


(記事より一部引用)
覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた大阪府豊中市の男性(55)の判決で、大阪地裁(飯島健太郎裁判長)は24日、令状が届くまでに男性を取り押さえた行為が違法だとして、覚醒剤が検出された尿の証拠能力を認めず、無罪を言い渡した。検察側は懲役2年を求刑していた。男性は昨年6月、大阪市生野区の違法カジノ店で覚醒剤を使用したとして起訴された。飯島裁判長は、大阪府警の警察官が職務質問後、令状が届くまでの間に走りだした男性を押さえ付けた行為について「任意捜査の範囲を超えていた」と指摘。こうした行為から得られた尿には証拠能力がないと結論付けた。
(引用ここまで)

論点が裁判所の手続きとも絡んでいる以上、裁判官がこのような結論を導くのは仕方のない事であります。警察力が法に縛られずに動きだしたら、もはやただの暴力装置でしょう。何故に裁判所が令状を発行しているのかを考えたら、一定の歯止めは必要だと思うのです。そうは言っても状況的には明らかに有罪にすべき犯行であり、尿検査にも証拠が出ております。男が逃げ出した時点で令状が間に合わないからとそれを見逃していたら、犯罪の存在を見過ごす事にもなります。今回の裁判では裁判官も弁護士も自分の仕事を無事に完了出来たのだから不満はないでしょう。悔しいのは警察と検察だけで、容疑者に至ってはほくそ笑むだけです。

でも、覚せい剤と言う魔物と決別する大切な機会を失ってしまいました。無罪となったこの容疑者は、また同じことを繰り返すはずです。覚せい剤に溺れている者が目の前にいるのに、法で裁くことが出来ないと言う恐ろしい現実に愕然とします。まことに矛盾を感じずにはいられません。せめて単なる無罪ではなく、職権で医療的な保護を与える事は出来なかったのかと残念に思います。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント

[楽天市場の注目商品!]


[楽天ソーラー]

[楽天カードが便利!]

[楽天スーパーWiFi]