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NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」

NHKスペシャル「戦慄の記録 インパール」を見ました。太平洋戦争中にイギリス軍の拠点を目指し大敗北を期したインパール作戦について、様々な証言と資料から紐解いて行く番組でした。戦争記録ですから生々しい話が至る所に出て来て、終戦から72年の時を経ても、まだなお癒されない現実に愕然と致します。

番組の最後で重い口を開いた証言者の一言が辛かったです。行き倒れて無残な死を迎えた末端の兵士と、無事に逃げて生き残った上官や参謀たちとを比べるに、如何に戦争と言うものが理不尽で空しいものであるか思わずにはいられません。苦しむ部下を見捨てて自己保身に走る上官たちの姿は、浅ましいとすら思いました。

無謀な戦略に異を唱えても、それを感情論や根性論で一蹴する日本軍の上層部たち。嘘に嘘を重ね、都合の良い言葉だけを口にし、戦況が悪化の一途を辿っても撤退の二の句を口にしない愚かしさ。決断が早ければ、死なずに済んだ人々も多かったと思います。何よりも無関係な現地の人を巻き込み、無謀な計画の上で実りのない戦いに興じたあの時代が恐ろしく思えます。

戦争での死は主として戦闘中に起こるのだと思っていた私は、今日の番組を見て考えが浅かった事を痛感しました。むしろ撤退中に命を落とした兵士が多かった事を知り驚きました。白骨街道の由来や、人肉を物々交換に利用していた実態など、詳細な記録と証言がなければ分からなかったと思います。

戦争の実態を知る当事者たちが次第にいなくなって行く事を思うと、証言が得られるうちに必要な記録は残していかなければなりません。一方で、墓場まで持って行くつもりだった話をテレビカメラの前で口にする勇気に頭が下がります。思い出したくない記憶を探られるのは苦痛でしょうし、その時代を生きた人にしか分からない苦悩もあろうかと思います。我々、後世の世代こそ「生」と「死」について立ち止まって考えなければならないと、改めて思う次第でした。
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