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ユピテルのドライブレコーダーDRY-FH200で火災

このユピテルと言う会社は、営業所での対応がかなりマズイらしい。不具合を報告しに行ってもバッテリの寿命だと言われ、別製品を斡旋されたと憤慨している人の記事も見かけた。今時そんな会社があるのかと思ったが、きっと輸入会社はそんなものなんだろう。

ネットのクチコミを見て中でも多かったのが、内蔵リチウムイオン電池のトラブルだった。電池が膨らんでパッケージが閉らなくなると言うパターンが何件も報告されている。しかも、保証期間が過ぎていると修理代を6,800円も請求されるらしい。そして、この手の問題が起こるのは保証期間が過ぎてからと言うオチまで付いてくる。ところが、購入してから2年を過ぎているのに無償で電池交換をして貰った人もいるそうだから、ユピテルも感づいてはいたのだろう。(但し、3年を経過していた場合は無償交換をしないらしい。自信を持って経年劣化だと言うのだろうが、客が納得するのかは疑わしい。)

今日、NHKが全国放送でユピテルの製品トラブルについて取り上げた。それも車両火災にまで詳細に触れている。ユピテルは9/4になってようやくDRY-FH200の回収に踏み切った。車が燃えてしまった後での回収だが、死人が出なくて良かったと思う。ただ、2015年頃までには電池が膨れるとして価格COMでも話題になっているので、ユピテルは知っていて問題の先送りをしていたのだろう。NHKが放送する日と回収を発表する日が同じと言うところが、この企業の悪しき体質を露わにしている。

火災についてはユピテルも重大な製品事故としての認識を平成27年4月30日にはしていた。消費者庁への報告が遅れて厳重注意まで受けている。こんな企業の製品を安心して買うことは出来ない。

ところで・・・

この会社の製品ではないが、格安の中華製ドライブレコーダーを使っている。安物ではあるがしっかり仕事はしてくれる頼もしい奴だ。それがここ半年ほどか、どうも電池の持ちがよろしくない。製品としては1年も使っていないのだが、最近は1週間ほどで画像が乱れるようになった。そして、一切の操作を受け付けなくなったり、録画表示中なのにまったく録画されていないと言う奇妙な現象まで起こり始めたのだ。うん、さすがは中国製だ、もう寿命かと思って電池を出してみたら膨らんでいた。パンパンではないが明らかに膨れている。そう、原因は電池の劣化である。充電する速度と消費する速度のバランスが崩れれば、電池切れを起こして機械も暴走もするわけだ。

さすがに気色悪いので交換用の電池を買おうと調べた。よく見たらBL-4Cと言う3.7Vのリチウムイオン電池が使われていた。NOKIAなどの携帯機種ではよく使われている製品で、比較的入手し易い。中には容量を3倍近くにした互換品も売られているようだが、2000mAもあると派手に燃えるのではないかと不安になる。

もう一つ気になったのは、ダメになった電池の方だ。まったく使えないわけではないのだが、充電と放電のバランスが悪いようで、電池が1週間ほどしか持たない。本当はいけないのだが、危険を承知で分解をしてみようと思った。シールを剥がしていくと、小さな極小基板と銀色をした電池本体が現れた。基板はリチウムイオン電池を安全に充放電させる為のものらしい。リチウムイオン電池はその特性上、使い切ってからの充電が難しい。使い切った電池はかなり劣化するからだ。また、急速充電のような使い方は過度なストレスを与えるので発熱し易く、熱に弱いリチウムイオン電池は次第に膨らんでくる。だから、なるべく熱的ストレスを与えないように時間をかけて充電をするのが望ましい。中でも過充電は禁物である。それを防ぐための基板が内蔵されているようだ。

分解して気付いたのは、広い面を持つボディ側がプラス極であること。そして、底面の小さな突起がマイナス極である。基板にはそれぞれの極から配線されることになる。問題だと思ったのはこの配線である。配線には金属箔が使われていた。箔と言ってもアルミ箔のような極薄のものではなく、それなりに厚みと強度はある。また、極とは点溶接されているので簡単には外れない。今までいろんな充電池を扱って来たが、そのどれもが溶接で接続されていた。

問題なのは配線の仕方である。コンパクトに作ろうとしているせいか、プラス極とマイナス極がかなり接近しているのだ。ボディの薄い側面に極薄の絶縁体を接着し、その上にマイナス極とつながった金属箔を貼り付けている。そう、コイン電池のそれと似た危うい構造である。僅かな導体(金属カスなど)がその隙間に付着しただけで短絡するだろう。だから、シールで保護してあるわけだ。高い電流を取り出せるリチウムイオン電池は短絡電流も大きい。しかも、使われているリチウムは可燃性で爆発的な燃え方をする。そう、見過ごした不具合が即火災になるかもしれないのだ。リチウムイオン電池はエネルギー密度の高さから危険性の大きい製品だと言える。

電池が膨らむと言うことは、電池のケースや周囲にそれなりのストレスを与える。このストレスが絶縁体の機能を損ねることは本当にないのだろうか。熱で劣化する事もないのだろうか。スマートフォンのように携帯性が重要視される製品ならともかく、固定してあるドライブレコーダーの電池まで短小軽薄にする必要はないように思える。
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