(09/9/24・・追記及び一部修正しました。)あの、DY-UD200のドロップ根絶に成功したと言う話が
舞い込んで来ました。壊す覚悟がある人は、挑戦して
見ますか?詳しくは2chの該当サイトまで。
今まで謎のドロップで悩んでいた方には、今回の方法で
根絶出来る可能性が出てきた事は朗報かもしれません。
しかし、今回の方法はハイリスクなものであり、得られる
メリットと両天秤に掛けて見る必要はありそうです。
さて、私の方でまとめてみた手順を示しておきます。なお、
ソフトウェア類の入手方法については説明しません。質問
が来ても回答出来ません。全て自力で検索して下さい。
それだけ危険な作業であり、壊れたら復旧出来ない事を
覚悟しなければならないと言う事です。また、BonDriver
やTVTest、バイナリエディタの使い方が分かる事を前提
に記述しておりますので、ご了承下さい。また、自己責任の世界であって、この件でメーカーに
問い合わせる事はご法度であります。その辺をご理解
下さい。<改良版ファームウェアへのアップデート手順>注意!
DY-UD200には旧型と新型があります。ここでは旧型
製品のファームウェアアップデートについて記述して
あります。もし、新型をお持ちでファームウェアのアップ
デートに興味がありましたら、下記のサイトをご覧下さい。
但し、自己責任です。→
ごにょごにょのブログ 1)使っている関係ソフトがあれば全て終了させる。
可能ならアンインストールする事を推奨。
2)DY-UD200_w_WinUSB2ドライバを導入している人は
アンインストールしておきます。後で正規版のドライバ
をインストールするので、問題回避の為にアンインスト
ールしておかねばなりません。
3)本体からUSBケーブルを外しておく。ここは必須です!
接続するタイミングを間違えない様にしましょう。
4)バイナリエディタを入手する。私はBz Ver1.62を使用。
後述のDAWIN DTV firmware 1001.exeを改造する
為に必要になります。既に改造されたものも出回って
いるかもしれませんが、中身を確認しておく意味でも
このエディタは必要です。なお、リソースエディタと
間違えないこと!!
5)正規のDAWIN DTVソフトウェアでバージョンが1.0.0.3
のものを何とかして入手し、特殊な方法で編集をして
解凍をしておきます。実は、以前メーカーが提供した
このソフトウェアには特殊な細工がしてあって、ある
編集をしないと解凍が出来ない様になっています。
方法については自力で調べて下さい。なお、1.0.0.4は
使えません。また、1.0.0.3のバージョンはメーカーが
現在提供をしていないので、通常の方法では入手困難
です。検索すればどこかでヒットするかもしれませんが。
この辺の情報が必要な方は、DAWIN_Suite_Ver2.1で
検索して下さい。どうしても純正ソフトが入手出来なけ
ればこの中のファイルを使う手がありますが、責任は
持てません。ちなみにバージョンは1.0.0.1ですが、
使えるかもしれません。←当方では未確認です。6)がんばって、DAWIN DTV firmware 1001.exeを入手。
このプログラムによってファームウェアを書き換えます。
この辺の情報が必要な方は、DAWIN_Suite_Ver2.1で
検索して見て下さい。案外、簡単に見つかるかもしれ
ませんから。とにかくファイルが無いと先に進めません
ので、がんばって見つけるしかないと思います。 7)上記で入手したDAWIN_DTV_firmware_1001.exeを、
バイナリエディタを使って書き換えます。書き換えの
内容は2通りあり、それぞれ効能が異なります。逆に
言えば、これから説明する書き換えを行わないと、
今回の作業は意味が無いわけです。そして、失敗の
許されない部分でもあります。
注意事項として、保存する時に名前をDAWIN DTV.exe
にする事が重要なポイントになります。また、書き換え
を間違えたまま作業を進めると、復旧が出来なくなる
リスクがあります。十分にご注意下さい。全ては2ch
からの情報なので、不明な部分は2chでも確認して
おきましょう。書き換え内容は下記の通りです。
1)XORスクランブルとResync、その他のパッチ。 31F778 の E5 97 00 18 を EA 00 00 F8 に変更
31FB94 の E5 9D 00 0C を EA FF FE CA に変更
適用したらBonDriver側でXOR処理を無効にする様、
再設定が必要。適用後に問題が起きたら、いつでも
元に戻せる様にしておく必要があります。BonDriver
の設定も同様です。
XORスクランブルなどの処理を
無くして、DY-UD200への負担を減らす事で、ドロップ
を無くそうと言うのが、この書き換えの趣旨です。 2)TS出力中のシリアルコンソール出力抑制パッチ。 (私の環境では良い結果が得られました。効果あり。) 31E9B0 の EB 00 D9 6C を E1 A0 00 00 に変更
31F0E0 の EB 00 D7 A0 を E1 A0 00 00 に変更
31F100 の EB 00 D7 98 を E1 A0 00 00 に変更
31F500 の EB 00 D6 98 を E1 A0 00 00 に変更
「X」「Smart Card CMD (%d)」「RSC(%d)」「.」が外部
出力端子(現在は基板上で未使用になっている)に
出力されなくなる事で負担が減り、ドロップの低下が
見込まれます。通常ではシリアルコンソールが動作
している為、内部で処理落ちが起き、ドロップを引き
起こしている可能性がある模様。それを抑制する為
の書き換え作業です。
3)上記で編集したDAWIN_DTV_firmware_1001.exeを、
DAWIN DTV.exeに名称を変更して保存します。元の
DAWIN_DTV_firmware_1001.exeは、今後のためにも
大切に保管しておく事をお薦めします。
8)正規のDAWIN DTVソフトウェア(1.0.0.3)のフォルダに
あるDAWIN DTV.exeに、上記で作成したファイルを上書
きします。上書き前に、DAWIN DTV.exeは別名で退避
しておくと、何かあった時に役立つかもしれません。
(うっかりダブルクリックして実行しない様に注意!!)
9)USBケーブルを接続し、上書きしたDAWIN DTV.exeを
実行します。ファームウェアがアップデートされますが、
その間にケーブルを抜いたり、他の操作を行わない事。
DY-UD200_w_WinUSBやBonDriverはアンインストール
してありますか? 再度ご確認を!10)ソフトウェアの指示に従って、USBケーブルを抜きます。
抜くと確認ボタンが出るので押します。「DAWIN DTVを
起動できません」と言うメッセージが出るが気にしない。
これを守らないと、何度も書き換え動作を繰り返すので
注意すること。
11)DY-UD200_w_WinUSB2ドライバをインストールします。
その前に純正のドライバやソフトウェアはアンインストー
ルしておいて下さい。競合するとまともに動かないかも
しれないからです。
特に、純正ソフトウェアは、改造した
ファームウェアとの相性が悪くなっているはずですので、
二度と使わない様にして下さい。12)対応しているBonDriverをインストールして、設定する。
インストールと言っても、TVTestのフォルダに保存して
環境設定とTVTest側の設定をするだけの話ですが。
重要なのは、XOR暗号処理の扱いです。アップデート
したファームウェアの内容に合わせて、有効か無効に
設定すること。また、BonDriverは最新版を強く推奨。
(私の環境では、XORを無効にするとドロップします。) 参考までに、BonDriverの構成設定を書いておきます。
(設定内容は、BonDriver_dyud_v8.4.2向けです。)
TsRecvBufferSize=15 ← 最大バッファサイズの設定
BCASRetryCount=2 ← B-CASコマンドリトライ数
ForceRetryTs=0(1で有効) ← TSのRecvリトライ設定
PacketFiltering=2 ← Nullパケットのみ捨てる設定
ThreadPriority=2 ← TS受信スレッドを優先する設定
EnableXor=0 ← xor暗号処理の無効化
EnableDigitalRadio=0 ← デジタルラジオ機能無効化
EnableRemocon=1 ← 付属のリモコンを使う設定
EnableAntLv=0 ← 受信レベル表示を無効にする設定
EnableB25Decode=1 ← 内蔵カードを使う場合の設定
EnableSSE2=1 ← B25デコード時のSSE2処理設定有効化
EnableFirmwareAlert=0 ← Firmwareバージョン無視設定
UsbBackendType=0 ← USBバックエンド(WinUsb)を選択
InformationDialog=0 ← 起動時のメッセージ表示無効化
13)TVTest.exeを使って視聴や録画をして見る。
*** *** *** *** *** ***
私の検証結果ですが、TBS系列の「噂の東京マガジン」
をXOR無効化ファームウェアで視聴すると、受信感度が
妙に不安定になっていました。時々、まとまってドロップ
エラーが出ています。ブロックノイズも派手に出る事が
ありました。暫くすると安定しましたが、完全ではない
様です。→
新版のドライバで解決済みです。次に、XOR有効化ファームウェアを使ってみましたが、
TBS系列の「ガイアの夜明け」を見ている段階では順調
の様です。たまにドロップしますが、1個だけでした。
効果は絶大であります。ただ、TVTestのD0/E0/S954
と言う数字が気にはなりますが・・・。
さて、検証した結果の総括ですが、効果はあると断言
します。リスクが大きいのは覚悟しなければなりません
が、今まで不具合の方が大きかった製品なので、改良
されても仕方ない面はあるのではないかと思います。
この製品は、基板上にシリアル端子の空きパターンが
あるらしく、何かで使われる予定で残されていたので
しょうが、結果的に「使われていない機能が動いて
いた」様で、これがドロップの原因だった模様。
この事に気づかれた方々は、この製品の問題点を解消
して見せたわけですから、まさに救世主であります。
作ったメーカーはどう言うつもりで、この製品を出荷して
いたのか分かりませんが、やれば出来る子だった事が
分かっただけでも良かったです。
ファームウェアの対策はひとまず終わったようですので、
BonDriverやTVTestなどの改良がどこまで続くか見守り
たいと思います。